第1449回 永田町2丁目の風 内閣の方針に逆行する防衛省


みなさん、おはようございます、 模型公園です。   2015年4月19日 日曜日の2回目の投稿です。







                          【  永田町2丁目の風 】





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           この永田町2丁目の風のコーナーは僕の考えを簡潔にお伝えするコーナーです。


           みなさん日曜日にお忙しいと思いますが、 少し国民の1人として考えていただけたら

           と思います。







          今日のお話は、 「 女性が輝く日本へ という内閣の方針に反する防衛省。」

          というお話です。




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         現在の内閣総理大臣 安部 晋三先生の掲げるスローガン、 「 すべての女性が

         輝く社会を実現する。」 という事は、 イスラム社会のように、女性は スカーフを

         被って、 歩かないといけないとか、 アラブのように、女性は車の運転をしたら

         いけないとか、そういう愚かなイスラム教という宗教を政治の道具にして、女性を

         軽視している国々の人にも、よく見ていただいて、 模倣してもらいたいと僕は考えて

         いるところです。

         日本国憲法で、男女同等が規定され、 江戸時代から続く 儒学封建社会

         愚かな 男尊女卑の考えを撤廃し、今後もどんどん推進して行くべきと考えている

         のですが、16日の木曜日の日に、その内閣の動きに逆行するような事案が

         防衛省自衛隊中央病院から発表があったのです。




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        実に短い文章で、 「 無届けで海外渡航したA子さんを 停職2日とし、本人の

        希望で 今月の4月18日土曜日付で 依願退職となった。」 と、発表がありました。

        つまり、昨日付で退職扱いになったようです。

        
         このA子さんと言う人は、 今年の3月14日から25日の間、自衛隊の勤務先の

         自衛隊中央病院から休暇を取ってお母さんと一緒に チェニジアに 旅行に行かれて



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          博物館を見学中、 イスラム教の過激派のテロリストから、無差別発砲を受け、

          後から一方的な射撃を受けて、 周囲の女性は3人即死し、 とっさに伏せて、

          お母さんもクビに貫通銃創を受け重体となり、 自身も頭部に銃創を負い、

          入院していたのです。




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   僕は、A子さんと、お会いしたことも、お話をしたことも面識もないのですが、 おそらく、多忙な

   自衛隊の病院の勤務先で休暇を取って、 お母さんを海外旅行に連れて行ってあげて、海外

   旅行を楽しまれていた最中に、 思いもよらぬ災難に遭われたと思うのです。

   外務省からの報告では、 現地の入院中のA子 さんに、 朝日新聞の記者が病室に訪れ

   無理矢理インタビュー試みようとし、 日本大使館の職員が、「入院中のため、遠慮するように。」

   と、話をすると、 大声でA子さんに聞こえるように、「 お前に取材を静止する権限があるのか。」と

   脅迫したそうです。



     まあーーしかし、朝日新聞という会社は、モラルがですね欠如しているとしか言いようがないと

     考えます。

     耳元や、 ほほに銃弾が飛んできて負傷して、痛い思いをしている被害者に押しかけて、

      自分の思うようにならなかったら、大声を出して腹を立てる。

      幼児的反応としか言いようがないと思います。  


     その後、 不満に思ったのか、 どういうわけか、日本国内でA子さんが無届けで海外旅行を

    していたとか、 雑誌で本人に無断で 病室での写真を雑誌に印刷して、全国に配り歩く

    愚かな出版社も出てきたようです。





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      僕が短い文章を読んで感じたのは、 本人に防衛省の関係者が圧力をかけて、退職に

     追い込んだのではないかと言う事です。

     証拠は無いのですが、 その可能性が非常に高いと推測します。

     自衛隊の中央病院という組織は、一般の人にはなじみのない病院かも知れません。

      陸海空の自衛隊の合同の病院組織で、現在は 海上自衛隊の 海将の人が医院長、

      副医院長に、 陸上自衛隊と、海上自衛隊の 将官がなって運営しているようです。

       

        みなさんはご存じないかもしれませんが、 3佐という立場は、 海上自衛隊では、

       

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         艦内の5個の分隊分隊長クラスで、 航海長、機関長、船務長、 場合によっては

         副長 という、艦長に次ぐ重要な立場で、 陸上自衛隊においても、部隊長、幕僚クラス

         と同様な幹部クラスです。

          A子さんも、職場では重要なポジションであったのではないかと推測します。 

          そうすると、部下の数も非常に多いわけです。

         「 海外旅行に行きます。」 とみなさんに告げて行くと、 お土産にしても、あの人に

         渡して、この人に渡さずと言うことに行かず、 随分考えられて、休暇だけ取って、

         親孝行の海外旅行ではなかったのかと、僕は推測します。

         どのような言葉や、圧力で、 A子さんを 退職に追い込んだのか、僕には情報不足で

         わからないのですが、内閣の「 女性が輝く日本へ。」 という、スローガンに逆行する

         ような出来事だと考えます。




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        国際社会から見ても、 みなさんどうでしょうか、テロの犠牲者が、帰国して

        職場から追い出されて、 退職したとなると、 日本の国の看板に大きな傷が

        ついたような気がします。


         確かに、多くの人が集まる組織においては、規則というのは重要です。

         自衛隊員 約15万人を統率するのに 規則は必要です。

         一般社会においてもそうですが、 どんなに、きれいな女の人でも、

         頭の良い人でも、 話の上手な人でも、 金儲けの上手な人でも、

         仕事が良くできる人でも、自分勝手で、スタンドプレーに走り、

         規則を守れない人というのは、 組織としたら不要となってしまいます。

      
       

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           しかしながら、 職場放棄して海外旅行に行っていた場合とは違い、 ちゃんと

           休暇をとって、親孝行で 海外旅行をされていた人を、 紙切れ1枚出てなかった

           という事で、退職に追い込んでいった、 自衛隊中央病院の体質、 報道関係者の

           行いというのは、僕は間違っていると考えます。




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           防衛省の 事務次官や、官房長は、どう考えているのか、 顛末を委員会で

           質問して答弁を聞いてみたいと考えます。

           誰が考えても、 依願退職ですという言葉は、 退職に追い込んだととられても

           仕方がないですし、 国家としても 今回の出来事は、優秀な女性の人材が

           防衛省から、些細な紙切れ1枚のことで、消えていくわけで、 国家の損失と

           考えます。



           【 次回に続く。】 【転載可】