第1784回 永田町2丁目の風 過去の災害の教訓に学ぶこと。

みなさんおはようございます 模型公園です。 2015年9月13日日曜日の投稿です。





                    【 永田町2丁目の風 】



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    この永田町2丁目の風のコーナーは、僕の考えを簡潔にみなさんにお伝え

    するコーナーです。 みなさん 日曜日にお忙しいと思いますが、1度、

    国民の1人として 考えていただけたらと思います。





         今日のお話は、「 過去の災害に学ぶこと。」 と言うお話です。





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        昔、 神戸と淡路島を中心とした 大きな地震、後の 阪神淡路大震災

        と呼ばれる災害があったのですが、 これらの災害と、 1923年に



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        発生した、 関東大震災の言い伝え、 写真と比較すると 非常に

        共通した部分が多いのに気がつきます。



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        それは何かというと、複数あるのですが、マイホームに限って

        紹介すると、 1階部分が押しつぶされ、 2階部分が、 潰れた

        部分の上に乗りかかったような姿になってしまう。

        こう言う現象が、 多数見られたことです。



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         当時の神戸や西宮の人達に直接苦労話を聞くと、 1番に、



         「 生死を分けたのは、2階で寝ていたか、 1階で寝ていたかの

         違いであった。」



          と、 多くの人から教えていただきました。

         それから、困った事というのは、 



        「靴がなくて、 寒い冬場に、素足で 瓦礫の中を避難しないといけ

         なかった。」 


        と、多くの人から教えていただきました。




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         つまり、多くの人が1階の玄関に靴を置いていて、 1階が潰れて

         靴が無いまま、 2階から飛び降りる、 こう言う事が多発して、

         足を負傷する原因になっていったようです。



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         そのような事で、なるべく2階で寝るようにして、2階に家族の

         避難用の予備の靴を置いておく、 出来れば 避難用の防災用品

         当座の着替えなどの衣類なども、 すぐ持ち出せるように準備しておく

         こう言う事が 非常に大切な事だと思う様になりました。





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         そして、1時間から2時間後にやってくる、地震が原因の火災から

         1分でも早く非難することが大切であると考えます。




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         数日前、 川が氾濫して 水害の動画を視聴したりして思ったので

         すが、 これらの事案も同様でありまして、 1階部分が水没し、

         避難するにも 靴の無い人が多かったようです。



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        こういう出来事を考察してみると、 なにも 大がかりな費用をかけて

        防災活動を推進していくだけが 良いわけではなくて、 予算をかけず

        に、身近なところから、 国民に呼びかけて、 出来るところから整えて

        行く事が大切ではないかと考えています。



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        そういうわけで、 この文章を読まれましたら、 周囲の家族、親戚、

        ご近所に、 お手数ですがお伝えいただき、 なるべく2階で寝るように

        心がけるとともに、 2階の決めた場所に、家族の人数分の避難用の

        靴か長靴などを 常備しておく、 そして出来たら、水、缶詰などや、

        避難した後、 数日分の衣類をすぐ持って出られるよう用意しておく、

        こう言う事が、過去の災害の教訓であると思います。

         
         このように、口から 口に伝えていただくと、予算はかからない

          訳です。




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      それから指図がましいお話をしますが、 これからマイホームを買おう

      という人達には、 このお話を頭の隅に置いていただきたいのですが、

      一生のうち、 家を買ったり、 土地をかったり、 そういうことは1度か、

       2度程度と僕は思います。



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        「 おぃ、 あの家は安いから。」 と、飛びつかずに、僕の話を

        思い出して、良く考えてからにしてほしいのですが、 川の近く、

        山の崖の 上や、 下など、 そう言う場所の宅地を買わないこと、

        そして、 買おうとする土地をよく調べてから買うようにすることが

        大切です。

        どうするかというと、 法務局の謄本や地図を確認すると、その土地の

        歴史がわかるのです。

        1番用心する事は、 その土地と建物に、前の所有者が夜逃げなど

        をして、 抵当権、 代物返済予約がつけられて、放置されている

        場合があります。

        このような場所を確認せずに買ってしまうと、法律上 敗訴して、

        相手に競売を申し立てられると、 ややこしいことに巻き込まれて

        しまいます。 



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       例えばですが、 その地域が 池や海を埋め立てた土地であったり、

       造成された宅地であっても、 土木用語で、盛土【もりど】と呼ぶのです

       が、これらの土地を、ローラーや機械で転圧して締め固めた土地は、

       水分が入って、含水比【がんすいひ 土粒子と水分の比率 】が上昇

       すると、 地面が液状化をおこしたり、 沈下したり、軟弱な地盤の

       土地は、豆腐の上に家があるような物で、地震の震動に大変弱い

       のです。

         土を 盛り上げたり、埋めたりした土地は、必ずそういう現象が

       必ず発生します。



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        そう言うわけで、 望ましいのは 切り土 【 元々の地盤を切り取った

         土地の事】の土地で、 水害や、土砂災害の無い安全な場所を

        選ぶことが大切です。


        それから、 子供がいる家庭は、 子供が歩いて行ける距離に、

        幼稚園や、 小中高等学校があるかどうかとか、 自分自身が、

        元気で若いときは関係ないのですが、 その後、年を重ねていき、

        目が悪くなったり、 耳が聞こえなくなった時、 車の運転が



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        出来なくなった時、 そう言う場合を考えて、 近くにバス停が

        あるかどうかとか、 病院などの医療施設があるかどうかとか、

         歩いて行ける範囲に、食糧が買いにいけるお店があるかとか、

        ゴミ捨て場は どこにあるかとか、 良く考えて確認して買うように

        していただくと、 間違いはないと思います。  




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        このようなわけで、政治家も、 行政も、「現地を視察に行きました。」

       とかで終わらせずに、 専門家の意見を聞きながら、 わかりやすく、

       国民に呼びかけるように 広報して行く、 そして、出来るだけ予算を

       かけないような方法で、国民に知らせていく、 学校などの教師に

       文部科学省などから伝達して、生徒に教えていく、 こう言う事が

       大切であると、僕は思いました。  
     

        【 次回に続く。 無断転載コピー可】