第2305回 今月の表示画像 フェラーリF189 模型公園
みなさん、こんばんは、模型公園です。 2016年11月1日火曜日の投稿です。
今月の表示画像は、 1989年に造られた、フェラーリF189の模型の
写真です。
このマシン、 ミッションなのですが、 セミオートマチックと言って、
7速のギアがついていて、 すべて ステアリングをにぎったまま、
のようなマシンでした。
右手の指で、ボタンを押すと、1速から2速に入りーーーー、 左手の
指で ボタンを押すと、 7速から6速ーーと シフトダウンします。
現在のF1では 当たり前のギアチェンジですが、 当時は初めて登場し、
みんなが、「 ほうーーー。」 と 物珍しく見ていると、 いきなり優勝して
みんなが感心したという システムであったようです。
当時の すべてのF1マシンは、右に シフトレバーがあって、 左手で
ステアリングを持ったまま、 右手で、数万回のシフト操作をする必要があった
のです。
それが、このシステムの登場で、 絶えず両手で ステアリングを持てるように
なったわけで、 画期的な発明であったそうです。
ホンダやルノーなどの ワークスエンジンが、V10エンジン
フォード、 ジャッド などが V8エンジンの時代、 フェラーリだけは
過大な重量の V12エンジンを当初から搭載していました。
その後、 業界の流れは、このマシンを手本とするような 流れで
進んで行ったようです。
そういう意味では、 数年先を考えての 優れた設計であったようです。
カーナンバー28 ゲルハルト ベルガーのマシンです。
こうして、ケースに収めると、 地震があっても大丈夫です。
こんな感じで、 収納します。
11月の 表示画像は、 色々撮影したのですが、 この写真が
見栄えがよいので、 掲示して みなさんに見てもらう事にします。
【 明日に続く。】