第1105回 ブローニングハイパワーデラックスを手入れする。
みなさん、こんばんは、模型公園です。 2014年11月9日日曜日の投稿です。
ファブリック、ナショナル 略して、 FN ブローニング ハイパワーと言うハンドカンは、
1926年頃、 日本で言うと、大正時代の終わり頃、 ジョン、ブローニングと言う人が、
なくなる直前にデザインして、その図面を、ベルギーの銃器メーカー、ファブリク、ナショナル社
が、買い取って、 同社のデュードネ、ヨセフ、サィーブ技師のグループが、モデルファイして
改良して、1934年に昭和9年に、発表されたハンドガンです。
ブローニング ハイパワーの特徴は、 弾層の中に、13発、薬室に1発の
当時、世界最多の装弾数を誇り、 部品数も少なく、 世界の最高水準の
ハンドガンでありました。
つまり、アメリカ陸軍のコルト45拳銃の、 約倍近い弾の発射が可能であり、
生産も容易で、 故障も少なく、 随分評判がよい、新型拳銃でした。
このFN社の特許の、復列式弾層というのは、現在の世界のハンドガンの
主流で、 最近は,改良されて、17連発とか、 短機関銃顔負けの装弾数の
新型も登場しています。
しかし、考えて見ると、 ジョン、ブローニング と言う人は、偉大というか、すごい人だった
様です。
彼の設計した銃器の大部分は、多くのヒットをうんで、 M2重機関銃などは、現在でも、
数多く使用されています。
今日紹介するモデルガンは、 ブローニング ハイパワーデラックス モデルという
市販品で、現在は製造が中止となっている稀少モデルです。
ノーマルの新品は、定価が1万3千円から、1万6千円程度で、3種類販売
されています。
一般のモデルとの相違点は、 ハンマーや、 トリガーが、カスタム部品に変更され
特製の、木製グリップが附属しています。
当時、ベルギーがドイツに占領され、第2次世界大戦では、有名にはならなかった
のですが、僕の勉強する限りでは、 世界で当時、1番のハンドガンだったと思います。
今日は、ブローニング、ハイパワーデラックスモデルの紹介でした。
なかなか箱も、重圧感があって、 良い箱をしています。
それでは、みなさん、日曜日の良い午後をお楽しみください。 ギッチョンパー♪