第1175回 ハドソン M1ガーランドを手入れする。模型公園

みなさん、こんばんは 模型公園です。        2014年12月7日日曜日の3回目の投稿です。
 
 
 
 
 
 
 
                 毎週日曜日恒例のモデルガンのお話です。
 
 
        今日のお昼御飯は、焼きたてのほかほかのパンとコーヒーを楽しんだ後、
 
        DVDを楽しみました。
 
 
 
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                           「 アラーム、 クッラウッ。」
 
 
 
 
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                「 ヘィ、 アメリカーナー、 ○×△□ーー。」
 
 
 
 
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                「 ファイアーー、 ズダダダーーン、 ズタダダダーーン。」
 
 
 
 
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          ところで、 よく観察すると、 コンバットのケリーも、カービーも左利きなのですね、
 
 
          今日は、コンバットを見て、気分が高まったところで、恒例の手入れです。
 
 
 
 
 
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           コンバットに登場する小道具で、M1ガーランドというのは、有名なのですが
 
           今からずいぶん昔に、経営者が高齢を理由に、廃業されたモデルガンメーカーの
 
           ハドソンという会社があって、 そこの会社の出している長物と呼ばれる、
 
 
 
 
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          モデルガンは、その道一筋のマニアからは、一定の評価があったそうです。
 
          古いガン雑誌には、 ハドソンの社長さんは、人のまねをすることが、嫌いな
 
          人だったようで、 いつも独自色を追求する姿勢が、 商品に出ていたようです。
 
 
 
 
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             附属する、ダミーの弾頭なのですが、随分長いカートで、 そうですね、
 
            陸自の5,56ミリの89式小銃弾と比較すると、 随分長い小銃弾です。
 
 
 
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        上の画像の、 右手でレバーを引くと、 がしゃっ と音がして、 スライドが後に
 
        下がったら、 8発入りのクリップを、上から差し込みます。
 
 
 
 
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                    ここで、指をはさまないように、上から押し込みます。
 
 
 
 
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             こんな感じになるのですが、 ここまでは、99式や、マゥザーなどの
 
            小銃とよく似ているのですが、 スライドを前に出すと、 弾が薬質に
 
            装填されます。
 
 
 
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              引き金を引くと、火薬が爆発して、 スライドが後に下がり、 そして
 
              次の弾頭を、前に押し出すとともに、 前の弾頭の薬莢を 上に
 
              跳ね上げて、 外に出すという、運動を繰り返すことで、連射、
 
              つまり、セミオートという、 発射を繰り返すことが可能でした。
 
 
 
 
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           ボルトアクションで、2発発射する間に、 人にもよるのですが、4発から、5発
 
           発射することが可能で、 現在の自衛隊でも保安中隊の一部ですが、 未だに
 
           使用されています。
 
 
 
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            銃床の後には、 このように、開閉すると、 手入れ道具が入れられる
 
            様になっていて、 1940年当時、 斬新なデザインで、 のちのち、多くの
 
            メーカーが、 これは便利だと、まねしていったようです。
 
 
 
 
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           マニアの間では、なかなか良くできていると定評のあるモデルで、 現在の
 
          60才代の、元自衛官の人などが、 若い頃を懐かしんで、購入して大切に
 
          されていたり、 もう絶番で、 販売は中古のみとなっていますが、なかなか、
 
          良い感じの品物です。
 
 
 
 
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              本場、アメリカでも、ずいぶんと人気があって、 標的射撃やハンティングに
 
              使用したりと、需要が多く、 最近のアサルトライフルより、弾頭が遠くに
 
              飛んでいくので、 広いアメリカで狩猟をするのには、良いそうです。
 
              1980年代、 日本の法律に合わせて、弾層を改良して加工した、
 
              M1ガーランドが輸入され、 ハンティング用で販売されたことがあり、
 
 
 
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           当時の価格が、55万円だったそうです。  その後、法律が改正され、
 
           以前は、薬室1発、 弾層に5発 と言う法律だったそうですが、一方的に
 
           改正後、 薬室1発 弾層に3発に規制があり、 費用をかけて、法律に
 
           合わせて改造するか、 または、没収になったそうで、日本では所持を
 
           続けるというのは、大変なようです。
 
 
 
 
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           そういうことを考えると、モデルガンというのは、安心して楽しめるので、
 
           気楽というか、 良い物です。
 
           今日は、手元のハドソン産業のM1ガーランドのモデルガンのお話でした。
 
 
 
 
    それではみなさん、良い日曜日の夜をお楽しみください。         ギッチョンパー♪