第1192回  来年の政界は憲法改正と、野党合併が焦点

みなさん、こんばんは、模型公園です。      2014年12月15日月曜日4回目の投稿です。
 
 
 
 
 
 
                         【   永田町2丁目の風  】
 
        
 
            この永田町2丁目の風のコーナーは、僕の考えを簡潔にお伝えするコーナーです。
 
 
            みなさんも、時間があったら、国民の1人として考えていただけたらと思います。
 
 
 
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           今日の早朝の夜中に当落がはっきりした、衆議院の選挙で、自由民主党
 
           執行部は、落胆しているのではないかと思いました。
 
           と言うのが、 予想して期待していたように、投票率が伸びず、 小選挙区
 
           別にして、比例代表の票が伸び悩み、 当選者が増えなかった、前回の
 
           選挙の議席と比較すると、4議席少なくなったわけで、 結果、選挙を打った
 
           意味がなくなり、逆に、民主党は、20議席程度議席を増やし,共産党議席
 
           倍増させる結果となりました。
 
           こう言う事になると、 選挙を打たなかった方が良かったように思います。
 
                        今回の衆議院議員の選挙の目的は、実は憲法改正に必要な議席数を
 
           自民党だけで、320議席程度確保することが目標でありました。
 
           ところが、比例代表が不調で、上積みを期待していた票が、民主党共産党
 
           に分散して流れてしまう結果となり、大変残念な結果となったようです。  
 
 
 
 
 
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        自由民主党の執行部のもくろみは、 もう20議席程度、議席を増やそうと,任期を
 
        2年も残して今回の衆議院選挙を前倒しで実施したわけで、 その効果というか、
 
        目標にはほど遠い結果となってしまったようです。
 
        不意の解散で、 選挙資金の準備が出来なかった小政党は、消滅し、 野党は、
 
        赤旗という新聞の売り上げの利益で活動する共産党が、全国に候補者を擁立して、
 
        議席を倍増させ、 次世代の党、 みんなの党、生活の党などは、実質消滅に近い
 
        形となってしまいました。
 
        来年の政界は、 まず、野党の民主党の党首にだれが座るかで、 維新との合流話が、
 
        頓挫するのか、 合流するのかが、大きくかわってくるでしょう。
 
       岡田 元代表や、枝野 幹事長が、 党首になった場合は、 野党は分裂したままとなり、
 
       細野 元幹事長が党首になった場合や、前原前代表が、党首になった場合は、 民主党
 
       いう党の名前や、維新という党の名前がなくなるでしょう。
 
 
 
 
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          自由民主党の執行部が今回の選挙に打って出た本来の目的は、憲法改正
 
          の法案を通過させるための絶対多数を、公明党が離れても、通せる程度の
 
          議席数を確保することであったのですが、残念ながら、その目的を果たせず、
 
          中曽根内閣当時からの懸案の、憲法改正は、少し遠のいたようです。
 
          というのは、公明党内に、憲法改正に対しての異論が多くあり、協力を
 
          得て、 憲法改正案を、国会に通過させるのには、公明党の協力が
 
          不可欠となってしまい、 事実上、憲法改正には、困難となった今回の
 
          衆議院の選挙結果でした。
 
 
         
           
     
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          ところで、落選した議員事務所では、2週間以内に議員会館を立ち退かないと
 
          いけない規則となっていて、 明日から、年末にかけて、引っ越し作業に追われ
 
          年始は、 落選の後始末に追われる議員事務所が多く出る様です。
 
          今回の選挙は、自由民主党の執行部の予定していた議席に達せず、 期待
 
          はずれの選挙になってしまったようです。
 
 
 
 
          【次回に続く。】  【転載可】