第1294回 永田町2丁目の風  静かなること林の如し。

みなさん こんばんは、模型公園です。  2015年2月4日水曜日 2回目の投稿です。







                        【   永田町2丁目の風  】





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          この永田町2丁目の風のコーナーは、僕の考えを簡潔にお伝えするコーナーです。


       みなさん、多忙と思いますが、時間があったら、国民の一人として考えて見ていただけたら


       と思います。







         今日のお話は、「 日本政府は、 静かなること林の如し。」 というお話です。





        今日、朝、外出する前に、ヨルダンの若いパイロットの捕虜の人が、火あぶりに

        なる動画を、この目で見ました。

        考えて見て、総括してみると、 相手のイスラム国なる武装集団は、ヨルダンの

        自爆し損ねて、逮捕された女性を解放するよう、声明を出していたようですが、

        もともと彼女を救おうとかそう言う考えはなかったようで、 年始の1月初旬、


       


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          つまり、 一連の脅迫の始まる前には、ヨルダンのパイロットは、火あぶりにされて


         殺害されていて、 その後、 湯川氏が殺害され、 後藤氏が殺害されてと、続いて


         行ったようです。

         元々、人質交換のつもりもなかったようです。 


         国際社会や、日本政府は、武装勢力の描いた手のひらの上で、裸踊り


         させられる結果となってしまいました。


         なにも催告無しに、彼等の頭の上からミサイルを発射したり、 爆弾を投下したり


         してながら、 彼等の報復を批判するのが正しいか、間違っているかは、置いて

         おいて、 捕虜に対して、 反人道的な行為を行うのは、ジェネーブ条約に

         違反する行為です。



          

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             実は、 湯川氏と後藤氏の殺害の実行犯は、現地の人ではなく、 イギリスに


           移民で入り込んでいた、 若い青年のようで、現地人でない、こういう外国人が


           多く入り込み、 後で、 中国人、ロシア人が武器弾薬を販売し、アラブ人の一部が


           武装勢力に資金提供しているというのが内情のようです。



                        これらの素因は、アメリカが資金不足から中途半端な状態で、イラクから撤退

           してしまい、シーア派と、スンニ派と、クルド人派とに、分裂してしまい、実質、 

           イラクが分裂状態になってしまい、スンニ派の支配地域に、現地人でもない

           いろんな地域の過激な人物や、旧フセイン勢力の軍人、傭兵が集まって、徒党


           を組んでいるというのが、現地の状況です。





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       実行犯も特定されていて、 何も出来ないというのが、 平和憲法のある日本という


       国で、 理不尽な事をされて、よその国に出向いて、 戦争行為は出来ないというのが

       現在の法律です。



       これらの武装勢力を消滅さすためには、 イラク側と、地中海側と、トルコ側からと、地上部隊で


      現地を武力討伐し、 この地域の人々から、武器弾薬を取り上げて、幼少より、平和教育


      施していくしかないのですが、 実際行うとすると、試算では300億ドル程度、戦費がかかり


      多くの死傷者が出ると推察されます。


       実際、 アメリカも、中国政府に国債を買ってもらい、借金漬けにされているような感じで、 


      大規模な軍事作戦は予算不足から、事実上出来ないのが実際の所です。



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       ところで 今日のお話ですが、 これらの武装勢力は、本日フランス国内で、新たな


        テロ行為を予告していて、 海外在住の日本人は、 誘拐、 爆破テロに十分注意して


        生活する必要があると思いますし、 日本政府も、これらの海外滞在者の安全を考えて


        武装勢力に口実を与えたり,刺激するような発言や、声明を控えるべきだと考えます。



        現在の法律では、 日本政府は、ワンワン吠えても、何も出来ないわけで、


        出来ないのなら、 静かなること林の如しで、 すこし静かにして、相手に口実を与え


        ないよう配慮して、 物事静かに進めていく必要があると思います。


        政治家が、格好をつけて、 元気のよいことを発言すると、海外の在住の日本人の


        生命に危害が加えられる可能性が増すわけです。





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         自由民主党衆議院議員の中には、 自衛隊で海外の人質救出作戦の法律の


         制定をと言う意見があるようですが、僕は、 反対の立場です。







         実際、 第1空挺団や、中央即応部隊などでは、 数十年前から、 要人救出訓練


         などを行っていますが、訓練と実際は違うわけで、 ミイラ取りが、ミイラになる可能性が

         あるわけです。




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           過去の事案では、 イランの米国大使館員救出作戦のように、 失敗した場合、


           多くの死傷者が出る可能性もあり、  橋本内閣時代の、ペルーの日本大使館


           人質事件のように、 基本的には、その国の治安機関に、任せる方がよいと


           考えています。




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           ケースによっても、 言葉がわからない場所に移動して、 見たこともない、


           行ったこともない、 体験したこともない気象条件下での活動は、大きな


           リスクがあると思います。 


           中曽根内閣時代の,ペルシャ湾の掃海派遣以後、 徐々に紐が緩んで、

         政治家の都合で、自衛隊員が海外に派遣されていますが、 テロの標的になったり

         いろんな危険が考えられ、 今後、 どうしても必要な場合以外は、国外への

         自衛隊の派遣は、自粛していくべきだと僕は考えます。

         元来、 自衛隊は、日本の国土を必要最小限、防衛する組織であって、 国連など、


         PkOなどは、国連の事務総長の韓国人に、 丁重に断るべきだと考えています。


         日本が、日常、韓国人にボロカスに言われて、日本人が韓国人の御輿を担ぐ

         必要はないと思っています。





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         内閣は、 この度のことも、 中東の歴訪は、 延期した方がよかったのではと、考えて

         います。

         事情はどうあれ、 武装集団にイスラエル訪問を利用されてしまった、 すんだことは

         仕方がないので、 海外在住の日本人の被害者が出ないように、慎重に行動し、発言

         をする必要があると僕は考えています。




       【次回に続く。】