第1413回  F1 ティレル フォード019を制作する。 模型公園


みなさん、こんばんは、模型公園です。      2015年3月31日 火曜日の3回目の投稿です。







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                             今日の手慰みの紹介です。




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             このモデルどうやって施工していこうかと、考えたのですが、本物と同じ

            ように、パーツを一つ一つ仕上げて、土台から、部品事に組み合わせて

            行く事にしました。

            手間暇がかかるのですが、確実な方法と考えたのです。



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                     今日はレーシングタイヤの工作のお話です。




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           このマシーンにつけるタイヤは、ピレリタイヤといって、イタリアのメーカーの

           タイヤです。



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             1990年シーズン、F1では グッドイャー というタイヤと、ピレリタイヤという

             メーカーが、タイヤを供給していて、 資金の裕福なチームはグットイャーの

             タイヤを使用し、 小規模なチームは、ピレリと契約して使用していたようです。


             一般の車のタイヤとは違い、 表面が摩擦で溶けて、ネバネバとなり路面に

             ひっついてグリップを発揮する、 そういうタイヤで、ピレリは、1度使用して

             さらに表面を再度削ると、 もう一度使用出来るというそういうタイヤであった

             そうです。

             路面温度の低いコース、 アメリカのデトロイトモナコの市街地などでは

             ほぼ互角であったようですが、 路面温度の高い、 イギリスのシルバーストーン

             サーキットや、 フランスのポールリカールでは、 ピレリタイヤは、不利であった

             そうです。
             




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           つまり、 路面温度が上昇し、夏場の季節や、 高速サーキットでは、グッドイャー

           のタイヤの方が、ピレリタイヤより長持ちし、 タイヤ交換などで ピレリタイヤの

           装着チームが不利だったようです。

           そういう事情で、数年後、みんなが契約しなくなり、撤退していくことになります。





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           ところで、これが本物のピレリの当時のタイヤですが、今日は、ホイールと


           タイヤの側面に メーカーのブランド名を入れていきます。



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            シールを貼り付けて しばらくすると、下地がゴムなので、剥がれていくので、




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                 ロゴを 貼った後の表面処理も大切です。



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             最近、ブログ記事を閲覧すると、水につけたら、デカールがバラバラに

             剥離したとか、 そう言うトラブルが投稿されていますが、ここ数年の実験で、

             熱湯をわかして、 その中に入れて、ピンセットでそうーー5秒程度で、すぐ

             熱湯からあげてしまうと、 そう言うトラブルがほぼなくなりました。




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            こんな感じで、タイヤの表面の裏表に貼るのですが、 片方を仕上げて

            翌日、乾いてから、もう片方を作業すると良いようです。



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                 次は、ホイールメーカーの文字のデカールを貼ります。


                 指では難しいので、ピンセットを上手に使って作業します。



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                こう言う感じにしたら、乾燥させて、 剥離する前に透明クリアーという

               塗料を上から吹いて、 コーティングします。



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                      今日は、こんな感じで乾燥させます。


              こういう風に、コーティングすると、デカールがバリパリ剥がれることが

              少なくなるようです。



            

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                   それではみなさん、良い火曜日の夜をお楽しみください。


          【明日に続く。】