第1533回 昭和の伝道師【 戦中、戦後のパイロットの物語】

第1532話 ドイツ民族だけの国家の事。 2016年6月4日土曜日の投稿です。




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 ヒットラー達、ドイツ青年、2百数十万人が、前線で戦っていたのに、背後の銃後

【 じゅうご 後方の領土でと言う意味 】で、ポーランド人、ユダヤ人、共産主義者

が反乱を起こし、 戦争に負けてドイツは巨額の賠償金を支払うことになったのです

が、 それらの反乱を起こした不良外国人が、ドイツ国内にそのままたむろして、

ドイツ人を集団で徒党を組んで襲い、 当時 おおきな社会問題になっていたの

です。



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  ヒットラーの申し立ては、 「まず、これらの不良外国人をドイツ国内から追い払い

ドイツ人だけの平和で安定した社会主義帝国国家を建設すべし。」と言う申し立てで

あったのです。



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  当時、 集団で徒党を組んで、生活のためと称して、ドイツ人を襲う これらの

 外国人や、ポーランドの宗教指導者、 ポーランド共産主義者、 ユダヤ人金融

 組織、 そして その組織に連なる、 売春組織、 人身売買組織、などなどの

 多くの悪の外国人組織に悩まされていた ドイツ人の商店主や農家などの民間

 人は、 新聞記事で ヒットラーの裁判での申し立ての記事を読んで、 共鳴して

 いったのです。

  

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   「 本当だ、 ヒットラー総統の言う通りだ、 やつらがドイツからいなくなれば

    どれだけ 安寧がおとずれることやら。」 と、 みな口々に叫んでいったの

   です。




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   ヒットラーは、 語ったのです。 「 我々ドイツを裏切って、反乱を起こし、

   ドイツ皇帝を追い出し、 ドイツを混乱に落とし入れた 不良外国人が

   どうして、未だに ドイツ国内にのさばり、 ドイツ人から生き血をすすっている

   のか、 どうして、ベルリンのヴァイマール共和國の エーベルト大統領達は

   これらの輩を放置しているのかーーー。」 「 それはなぜか。」



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   「 ストライキ屋のエーベルト大統領と、 不良外国人達は、手をつないで、

    協力関係にあるからである。」   「これらを 打倒して、 ドイツ人だけの

    平和な国家を樹立すべきである。」 と、  持論を展開していったのです。



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          【 当時のヴァイマール共和國の エーベルト大統領 】


    当時、 ドイツ皇帝が生命に危険を感じ、オランダに亡命し、 その後、

    連合国などの思惑により、作られた ヴァイマール共和國は、 ストライキ

    と呼ばれていた、 労働運動家の エーベルトが大統領に就任したのですが、

    それまで、いろんな王様がいて、 それらの王国の連合体であったドイツは

    それぞれの地域の王国が、自治権を主張して、 大統領と言っても、政治

    権力は不安定であったのです。



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      ヒットラーは、 さらに 申し立てを続けていったのです。

      それは、 裁判長や、検事、 傍聴席の新聞記者達が聞いて、「それは

      すばらしい。」と、感じる独自の経済復興政策であったのです。


      【 明日に続く。】