第２７６０回 創作料理 魯山人風 ハモのお茶漬け 模型公園風

みなさん、こんばんは　模型公園です。　２０１７年８月２３日水曜日の投稿です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　「　　ふぅーーーあちゅちゅちゅーーーっ。」

　　　　　　今日の模型公園の家の近くは晴天で、３５度程度ありそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日の夕方のおままごとの紹介です。

　　　　　　　　　　今日は　下津井のハモの安いのがあったので、　

　　　　　　　　　　魯山人風【ろさんじんふう】ハモのお茶漬けを作って見ました。

　　　　　　　　　必要な品は　これこれ　昆布、　魯山人先生は　大津生まれの

　　　　　　　　　京都育ち、　魚料理には　昆布の出しが定番です。

　　　　　　　　　なぜ、カツオを使用しないかというと、魚の味が２重になると

　　　　　　　　　おっしゃられ、　もっぱら、昆布出しです。

　　　　　　　　　　　　　ハモは、瀬戸内海ではよく食べられる食材です。

　　　ハモの皮は、ゴムのように固いので、　遅くともよいので、ひとつひとつ

　　　確実にミリ間隔で包丁を入れていきます。

　　　　　　今日は、　魯山人風　引き出し昆布の技法で　昆布のだし汁を

　　　　　　とります。

　　　　　　　美味しんぼの第１巻に出て来る　煮魚の出汁の技法です。

　　　　　　　　　薄味ですが、　魚の味を殺さぬ　味を生かすだし汁が出来ます。

　　　　　　　　　貝の出汁も良いですが、強すぎて、魚の味を殺してしまうと

　　　　　　　　　昭和初期の星岡の記事に書いてあります。

　　　　　魯山人風のお茶漬けの基本は、エビにしても　なににしても、　醤油で

　　　　　煮染めのように煮込むのですが、　そうすると　ハモの味が外に出て

　　　　　食材が死んでしまいます。

　　　　　　　　　　　今日は、くるんと　回ったところで、　いつも通り、ハモを

　　　　　　　　　　　揚げてしまいます。

　　　　魯山人風のお茶漬けを作るのに、掟にしばられず、「　良い食材は、食材を

　　殺さぬように、　粗末な食材は、　粗末な食材を生かすように、　美味しいお料理

　　は　家庭を明るくし、人生を楽しくします。」　の精神で楽しみます。　

　　　　　　　　　こんな感じで　ハモが出来ましたよ。

　　　　　　　　　　今日は　上から　ウナギのタレをかけて　楽しみます。

　　　　　　　　　　今日も　冷たく冷やした　岡山のモモを楽しみます。

　　　　　　　　　　　　　　　包丁を種までいれて、３６０度１回転させます。

　　　　　　　　　　こんな感じにしたら、　両手で左右を持って、　右と左で、

　　　　　　　　　　優しく、別方向に動かして、右は前、　左は後に回します。

　　　　　　　　　　こんな感じにして、　外の皮を　クルクルむいで行きますよ。

　　　　　　　　　今日は、お鍋の　ハモの残り汁でね、お茶を入れます。

　　　　　　　　　昆布に、　ハモの汁が出て、　美味しいお茶になると思います。　　

　　　　　　　　　　　　　今日は　九谷の青粒のお茶碗を出して見ましたよ。

　　　　　　　　　　じゃーーん　魯山人風のハモのお茶漬けセットの出来上がり。

　　　　　　　　　　　　　それでは、ハモのお茶漬けの始まり始まり。

　　　　　　　　　　　御飯は、少し少なめに　器に入れます。

　　　　　　　　　　　　上から、熱いお茶をかけて、　お茶漬けの出来上がり。

　　　　　　　　　醤油味の好きな人は、　もう少し　ウナギのタレを入れるとよさそう

　　　　　　　　　ですが、僕は薄味なので、　これで充分です。

　　　　　　　　　　　ふふふふっ　とっても　美味しいですよ。

　　　　　　　　　　　みなさんも、模倣して　楽しんでください。　

　　　　魯山人先生の　お茶漬け、　雑炊はいろんな種類があって、　中には、

　　　今は捕獲が禁止されている　おおさんしょうお　とかの食べ方も書いてあり

　　　ます。

　　　

　　　

　　　　　　　　　　岡山の　もも　もね、なかなか　冷たくて美味しかったです。

　　　　　　　　　　　今日は、原価が４００円程度、　作業時間が１０分程度の

　　　　　　　　　　　　素人の　魯山人風のハモのお茶漬けの模倣でした。

　　　　　　　　　少し、手間をかけて、　お茶をかけると　楽しめます。

　　　　　　　　　なかなか美味しい　お茶漬けでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　じゃあ、みんな　また　明日ね。　

　　　　　　　　　【　明日に続く。】