第3003回 最新 指向性エネルギー兵器 防衛論 模型公園

みなさん 新年あけましておめでとうございます。 

                         2018年1月1日月曜日の投稿です。




                     【 永田町2丁目の風 】

              

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              【 最新 指向性エネルギー兵器 防衛論 】

                     

     みなさんも、国民の1人としてよかったら、一緒に考えて見ていただけたらと

   思います。


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    1944年から45年の、今から73年程前、日本人の頭の上から、爆弾や

  焼夷弾、 そして原子爆弾が炸裂し、多くの罪もない、立場の弱い人が殺され

  文句も言えず、泣き寝入りする、 こういう理不尽な事がありました。


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  当時の 軍部や政府は、これらの事について 無策でありました。

  戦闘機の行動範囲のその上の髙高度からの爆撃に対処出来なかったのが
 
  その原因で、制空権が確保出来なかったのでありました。

  つまり、戦闘機で相手を撃墜して、制空権を確保出来なかった、高射砲で

  射撃しても、高高度で、弾が届かなかった、 結果、どうなったのか、

  軍需工場や、造船施設や、軍事拠点や、鉄道などの拠点が攻撃され

  廃虚となって行った。


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  当時の軍部や政府は、山中や、いろんな場所に 軍需工場などを移転、分散

 させた、 そうすると、 民家などに無差別に爆撃がなされ、 これらに対して

 対抗する手段を持ち合わせていなかった。


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 一撃 肉弾、必殺を唱え、防御、防衛に対する開発を唱える人達を、「 臆病者。」

とレッテルを貼り付けて、見下していった 攻撃精神などの精神論に偏り、当時の

軍部のおかげで、電波探知、その情報を基に、迎撃する体制、 そして 高高度の

気圧対策、などなど、科学開発が相手国に対して疎かになり、 その立ち後れが、

悲惨な結果を招いていった。

これらの教訓を忘れずに、 次の新しい世代に伝え、 死んでいった人の為にも

生かして行かないといけないと考えています。 




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  侵略と防衛を混同して、 すべての防備を無しにしようという無責任な事を

  唱える人が多いのも事実であり、 現実をよく理解していない、そして外交を

  よくわかっていない人達も多いのが現実です。

  それは、多くの人が現実や、実務の現場を知らないのと、政府が広報を

  疎かにしているので、 国民が勉強できていない、 現実と、実務を知れば、

  寝言を発言する人も少なくなると考えます。

  つまり24時間 どのような苦労の上に、今の平和と安寧が保たれているのか

  1度、現場を見て、勉強して行くことが大切であると思います。

  どんな正しい事を唱えても、国力、軍事力をある程度保持していない国家は

  外交が成り立っていかないのが現実です。



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     2017年12月15日に 日本国の自衛隊の中に、宇宙空間を担当する

  部門が出来る 第一歩が示されました。

  この誌上で、

  第1001回 2014年8月12日 

  第1002回 2014年8月13日

  第1003回 2014年8月14日

  第1004回 2014年8月15日

  第1461回 2015年4月26日

  第2529回 2017年3月19日

  の約4年前から、宇宙空間の防衛の情報を記事で紹介してきましたが、この

  日本国の上空の上の宇宙空間で日本国民を攻撃する 相手方の衛星から、

  国民を守る部隊が創設される道筋がついたことは、大変良い出来事で

  あったと国民の1人として思います。


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   1982年から、 つまり フォークランド紛争から、「 戦闘地域の宇宙空間の

   制宙権 【せいちゅうけん】を確保出来ない国は必ず敗北する。」という時代が

  始まって、36年が過ぎ、遅きにしっした感じがありますが、1日も早く その体制

  を整えるべき時が到来したと考えます。



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  今日のお話の、指向性エネルギー兵器と言うのは、 わかりやすく言うと

レザー兵器、 プラズマ兵器、電磁波兵器のことです。



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すでに世界の最先端は、 火薬の爆発力を利用する、弾頭兵器、燃料の爆発力を

利用する ロケット兵器の時代は終わり近づき、 指向性エネルギー兵器の時代に

入りつつあります。

  わかりやすく言えば、1543年に 種子島に 火縄銃が伝来しましたが、

 これを用いず、 刀や弓を重用しているような感じの 我が国です。


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 現在の性能は、 従来に比べて随分進歩していて、 射程が3000から4000

メートルに達しています。

 これは何を意味しているかというと、 現在の世界各国の使用する 戦車砲

 射程が平均 3500メートルと言われていて、 同等の射程があると言う事です。

これから先、 さらに小型化され、 そして射程が伸びていくでありましょう。

現在の海上自衛隊の登載砲の射程が おおよそ16キロと言われていますので

あと、10年すれば、 装薬を利用する火砲は時代遅れの遺物になっていくで

ありましょう。


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 それから 衛星経由の 無人コントロールが当たり前の時代が近づいています。

 あと10年すると、 戦車砲、艦戦砲、 航空機の機関砲などは過去の物となり

 指向性エネルギー兵器に取って代わるでしょう。


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   これらの兵器の特徴は、 電源を充電するだけで使用出来るという利点が

  あって、 例えば 現在のミサイルですと、数億円するハイテク兵器も、 レザー

  兵器であると、1回 数百円程度の原価で納まり、 ミサイルの場合は、発射

  したら終わりですが、 レーザー兵器は、何回でも使用が可能です。


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   日本国は、宇宙防衛の分野も40年程 立ち後れています。

   そして、 この次世代の兵器と言われる、指向性エネルギー兵器の開発と

   その防御方法については、20年以上も 立ち後れています。

   

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   これらの指向性エネルギー兵器で、例えばですが、 海上自衛隊護衛艦

 が攻撃された場合、 どう言う被害が派生するのか、 現在の装甲板で大丈夫

 なのか、 そして これらの兵器が航空機に登載された場合、 例えば、武装ヘリ

 に登載されて、 陸上自衛隊の10式戦車の 上空から発射された場合、 現在の

 モジュール装甲で大丈夫なのか、 どうなのか、 防御方法も、研究して対処方法

 を準備する必要があると思います。


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   これらの指向性エネルギー兵器が衛星に搭載され、太陽光でエネルギーを

得て、 宇宙空間で、日本国の防衛衛星や、気象衛星や、通信衛星を攻撃して

来たとしたら、どう言う防衛を行うのか、 現在ですね 白紙の状態です。

その対策は、机上の空論で、 対策を立てても、 その実行する宇宙兵器が

存在しないのが現状です。



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 これらの兵器は、 充電したら 何回でも発射が可能で、 登載した衛星に、すべて

 の日本の衛星が攻撃され、破壊されたら、 どうなるのかと考えた時に、携帯電話

は使用不能、 ナビゲーションは使用不能、ーーーー いろんな事が出来なくなり、

宇宙空間から、これらが地上に向けて発射されたらどうなるのか、 そうなって

大騒ぎになる前に国家として、 その対策を考えておく必要があると思います。


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 以上 紹介したような事柄から、 日本という国土の上空の成層圏の上の宇宙

空間の防衛というのは大変大切な事で、 つまり 制宙権【せいちゅうけん】を確保

することは、制空権を確保することにつながり、 そして、制海権を確保する事に

つながって行くと考えます。


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  この日本の空の上に、どこの国の衛星が飛んでいるのか、 その衛星が、

 日本国に、害があるのか、無いのか、 そして今現在、 どうなっているのか、

 国民の生命と財産、平穏な暮らしを守る為に、 現状を把握して、宇宙空間の

 防衛と言う事を 国民全体で考えて見る必要があると思います。



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 もしですよ、 こんな事はなければよいですが、 日本の上空に 軍事通信衛星

 が滞空して、 無人兵器の飛行機や ロボットをその衛星経由で操って、

 無人兵器が飛で来て、空から攻撃してくる、 地上に降りてきて、国民を追いか

 ける。 こうなった時にどういう防衛を行うのか、 それは、相手方の宇宙空間の

 軍事通信衛星を破壊するしかない、 破壊すると、電波が送信できないので、

 無人兵器は動かなくなるでしょう。

 しかしですよ、専守防衛なので、宇宙空間の相手の軍事通信衛星

 法律上破壊できないので、対処出来ないという そういう事態を避けるために

 事前に 国会で議論した上で、 法律を整備しておくことが大切であると考え

 ます。



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  つい数日前の出来事ですが、 西の台湾で、中山科学研究院という場所で

  記者会見がありました。



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  2017年12月28日だったと思いますが、 台湾でも 衛星経由でコントロール

 する無人兵器の配備が宣言されたのです。

  蔡 英文 台湾総統は、積極的に研究開発に取り組むと発言を行ったそうで

  あります。


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  台湾の中山科学研究院という場所は、兵器の開発センターのような施設です。

  ロシアや中国や台湾などの周囲にこれらの無人兵器がすでに運用、実用段階

  に達していて、 これらの兵器から 最悪の場合を想定して、対処方法を考え

  法律を整備していくことは大切な事であると考えます。



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  12月に部隊が作られる事が決まり、 その部隊運用上、自衛隊法の改正

  なども必要になってくると考えます。

  我国、日本の宇宙空間においての、他国に脅威を与えない、防衛の

  基本方針、 そして法律の整備、 これと平行して、遅れている宇宙防衛

  開発を行わなければならないと考えています。 

  1度、 有識者だけでなく、国民全体で考えてみる必要があると思います。



 【転載、コピー可】 【 コピーしてみなさん議論して見ていただけたらと思います。】