第2243回 昭和の伝道師【 戦中、戦後のパイロットの物語】

第2242話 北清事変 続々と集結していった 西洋諸国の軍勢のこと。


                        2018年10月7日日曜日の投稿です。


イメージ 2


【 前話の続きより。】


   1900年 明治33年7月に入ると 義和団に押されていた、西洋諸国の

  天津領事館の警備兵や、各国海軍の陸戦隊に各国から応援の兵士が

  続々と派遣されてきたのです。



イメージ 1



   第一陣は、近くを航行していた オーストリーハンガリー帝国の艦船から

  陸戦隊500名がタークーに上陸したとされています。


イメージ 3



   当時、ドイツの国境の東側に、 オーストリーハンガリー帝国という大きな

  国家があったのです。

  現在のポーランドチェコハンガリーユーゴスラビアなどを従えた、ドイツと

  ならぶヨーロッパの強国であったのです。


イメージ 4
 


  続いて、イタリー王国海軍陸戦隊が到着、 イタリー王国というのは、現在の

 イタリアのことで、海軍の艦艇と陸戦隊を登載して 天津沖合に到着したのです。



イメージ 5



   イギリスは、インド人の部隊を派遣し、「 各国が イギリスの指導の下に

   連合軍を構成し、北京に進撃するべし。」 と、唱えていたそうです。


イメージ 6



   そのような時期に、日本海軍の東郷平八郎 海軍中将率いる 常備艦隊が

 作戦用艦艇 18隻、 輸送船多数を率いて、続々と天津沖合に到着していった

 のです。



イメージ 7
 

  
  日本陸軍の第一陣は、香川県の 丸亀 歩兵第12連隊 約4千名の部隊で

  あったそうです。

  

  【 明日に続く。】