第３４８４回 皇太子東宮裕仁殿下訪欧記念写真帳を楽しむ。模型公園

みなさん　こんばんは模型公園です。　２０１９年１月５日土曜日の投稿です。

　　　　今から９８年前の１９２１年　大正１０年３月から９月まで行われた当時の

　　皇太子　東宮裕仁殿下こと、　後の昭和天皇の訪欧の様子を日本海軍第三

　　艦隊司令部附きの民間のカメラマンが撮影した写真を編集したのが、第三艦隊

　　記念写真帳です。

　

　　　当時の関係者のみに配布された品で大変貴重な写真帳で、毎週土曜日の

　　夜に紹介していて　今回で６８回目の紹介になります。

　　　　　今週はこのページの４枚の紹介になります。

　　　皇太子殿下の旅行日程の言い伝えと、この海軍の写真帳の写真が日付

　などが合わないので調査してみると、　皇太子殿下一行が、フランス、ベルギー

　オランダ、そして　また戻ってフランスを旅行中、　海軍の艦艇は　イギリスに

　停泊して、後に　スペインのジブラルタルを抜けて　地中海側のフランスの港町

　　　　　　　　　　　　　　　【　マルセイユのイタリア側が　ツーロン港　】

　ツーロンに大正１０年６月３０日に入港したと写真の説明にあります。

　上が　ツーロンの軍港に　入港した写真の様です。

　

　フランスの飛行機による　雷撃の様子と説明にあります。

　３枚の複葉機による　雷撃訓練の公開飛行訓練の展示が当時あった様です。

　但し、　皇太子殿下が　ご覧になられたかどうかはわかりません。

　記録によると　７月初旬まで　フランス国内を行幸されていて、　もしかしたら

　海軍関係者のみの見学かも知れません。

　この写真　戦後　初めての公開と思われます。

　　　フランスの地中海側のツーロン町の風景のようです。

　　　今から９８年前の　当時の海岸通りの風景で　珍しい１枚です。

　　　フランス国　ツーロン　出港とタイトルがある写真です。

　　皇太子殿下一行は、　フランスを経由して　当時のイタリー王国こと、現在の

　　イタリアに鉄道で移動されたとあり、　海軍の艦艇は　ツーロンに補給のため

　　入港したか、　　ここで落ち合う予定が　変更になったのか、　詳細は不明です。

　　次の写真は、　イタリー王国へ入港する写真になります。

　　　　　

　　　【　来週に続く。】