第3525回 皇太子東宮裕仁殿下訪欧記念写真を楽しむ。模型公園

みなさん こんばんは模型公園です。 2019年2月9日土曜日の投稿です。




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   今から98年前の1921年 大正10年3月から9月まで行われた

 当時の皇太子殿下 東宮裕仁殿下 こと、後の昭和天皇の訪欧の様子を

 護衛で同行した 日本海軍第三艦隊司令部の3名のカメラマンが撮影した

 写真を編集したのが 第三艦隊記念写真帳です。


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   非売品で、当時の宮内省、外務省、海軍省の関係者のみに配布された

 貴重品です。

 毎週 土曜日の夜に紹介していて 今日で72回目の紹介です。



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     前回は、 イタリー王国 こと、戦後のイタリアのナポリ軍港に到着した

   様子を紹介しました。



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           今週は このページの写真の紹介です。


  当時の記録によると、 東宮裕仁殿下一行は、陸路鉄道でフランスから

 イタリー王国に入国して ローマに至ったとされていますが、この写真を

 見ると、おかしな事に、 フランスから、海軍の艦艇で ナポリに転進し、

 ナポリから 海路 ローマに向かったような 順番になっています。

 大正時代の 歴史の謎が 増えたようです。

 フランスから 陸路 イタリー王国に移動したのは 影武者であったのか、

 東宮殿下は、香港でも 暗殺の噂があると言う事で、影武者を立てていて

 興味がつきないところです。



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          御召し艦 鹿島 から ローマに向けて出発する

          東宮裕仁殿下の様子です。


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             これは 98年前のローマの風景のようです。


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   ローマにむけて 出艦 とタイトルのある写真です。

   戦後 おそらく初の紹介となる 珍しい写真です。

   艦首の 皇太子旗に注目です。


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   こちらも ローマの当時の風景です。

   謎が多い 近代史の1ページですが、 どうも写真を見ると

   いろんな当時の様子がわかってきます。

   もしかすると、歴史を書き変える 重大な 写真なのかも知れません。



  【 次回に続く。】