第612回  20年先の海上自衛隊の艦載機を考察する。その4

みなさん、こんばんは、模型公園です。          2013年8月19日 月曜日の投稿です。
 
 
 
 
 
 
              今日の模型公園の家の近くは、かんかん照りで、34度ぐらいありそうです。
 
 
 
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         今日は、なにかないかしらと、ふらついていると、280円のえびが2割引でした。
 
 
 
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                             とき卵を溶いてね、
 
 
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                スクランブルエッグ風にして、えびを入れて見たのです。
 
 
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              じゃーーん、 今日のえびエッグ定食の出来上がりです。
 
 
 
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          とりのささみと、チーズとしそをまいて、上げたもの、なかなか美味しいのです。
 
 
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                パクリと、食べると、とっても美味しいですね。
 
 
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                         美味しそうな、ぷりぷりのえびになりました。♪
 
 
 
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                          今日も美味しい、食事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
                  題    20年先の海上自衛隊の艦載機を考察する。 その4
 
 
 
         現在から、20年先はどうなっているか、 それを語る前に、艦船の配備状況により
 
     随分と、搭載される艦載機も、変化すると思う。
 
     現在の状況で、 昨日紹介したように、 DDH と呼ばれる、 全通甲板型護衛艦
 
 
 
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       艦番号 181 ひゅうがクラス 2隻、  183 いずも クラス 2隻の合計4隻で、
 
       4個護衛隊群の旗艦を構成し、周囲を、DDG、 DDで、 護衛隊を構成するという、
 
       想定で、話を進めたい。
 
       現在でも、 汎用護衛艦【DD】には、ほとんどが、哨戒ヘリを搭載する護衛艦となっていて、
 
       
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         護衛艦と、哨戒ヘリは、切っても切れない、海上自衛隊の切り札のひとつである。
 
         さて、20年先のことを考えた場合、 主に2通りに別れると考えられる。
 
         ひとつは、救難ヘリなどについては、今後も無人化は難しく、 現状の有人のまま、
 
         ヘリは運用されていると推測する。
 
         哨戒ヘリの任務については、無人ヘリコプターの導入が想定される。
 
 
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        有人にしろ、無人にしろ、研究、改良すべきが、夜間、悪天候時の視界確保である。
 
        このことは、 航空自衛隊にも、共通する部分であるが、 赤外線の場合、月の光
 
        などを、数万倍に 増幅するのであるが、 目の前に照明弾などを上げられると、
 
 
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         目をやられてしまい、 又、 月明かりのない、闇夜では、 いまひとつ、目標物の
 
        ない海上では、 計器にたよった、飛行をせざるおえない。
 
        そして、過去の事案では、水中に落ちたり、 山中に突っ込んだり、事故に
 
        つながっているのである。
 
 
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        目隠しをして、計器だけで飛行するというのは、 東京を初空襲した、アメリカ軍の
 
        ドールリットル 中将が、中尉時代に、当時複葉機で、方位角と、水平角のみ、
 
        見ながら、黒いかぶり物をかぶって、飛行したのが始まりで、ある意味においては、
 
        ドゥールリットル閣下は、何事にも、チャレンジャーであった。
 
         技術が発達した現在でも、 夜間の暗視装置というのは、まだまだ、改良が必要で、
 
 
 
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        夜間の、救難飛行などにおいては、大変重要な課題である。 上の画面は、パイロットの
 
    バイザーに、自動的に、水平、方向、 高度などの情報を映し出し、赤外線暗視装置などは、
 
    つまり、サランラップの芯の穴をのぞいているような感じで、視野が狭かったのであったが
 
    バイザーに映し出すことによって、視界が随分改良され、 今後我が国でもこの分野を
 
    自主開発して、 救難活動に役立てていけばよいのではと、考える。
 
 
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        それから、一部の部署で、現在検討されている、オスプレイの導入ですが、
 
      今後、機会があれば、掃海、輸送業務に、 海、陸、空、問わずに、導入しては、
 
      と考えます。  チヌークの後継に、よいと考えられ、又、 水平飛行に移っての、
 
      560キロの巡航速度も、大変重要な意味を持っていて、 おそらく、10年以内に、
 
      我が国に、導入されると考えます。
 
      但し、大きさ的に、 現在のDDと呼ばれる、汎用護衛艦には、発、着艦は、サイズ的に
 
      可能ですが、格納庫の収納については、 スペースの問題があり、研究、改良を要します。
 
 
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        数ヶ月前、米軍のオスプレイを使用して、 ひゅうが、しもきたを使用しての、
 
        着艦、 収納、 発艦の実験が、太平洋で行われ、 問題なく終了したようで、
 
        近いうちに、予算要求の中に入る事案と推察しています。
 
 
 
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      F35の配備ですが、 F35には、3種類あって、 Aタイプは、航空自衛隊が、導入する
 
      通常飛行タイプ、 もう一つが、着艦フックのついた、 艦載機タイプ、 もう一つが、
 
      上の画像の垂直離着陸機タイプになっていて、 我国のDDHに、搭載するという
 
       うわさが、ささやかれていますが、現状の情報では、 将来採用は無いと思います。
 
 
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        この機が運用を開始されると、ボーイングハリヤーⅡの後継で、海兵隊などに、
 
        配備が予定される予定ですが、 我国では、護衛艦への導入は無いと思います。
 
 
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       これらの垂直離着陸機を運用するには、 色々な問題、たとえば、 現状の飛行甲板を
 
     全面改修する必要があります。
 
 
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           このように、推力偏向ノズルで、真下に、高温の風を噴射するため、 これらの、
 
      高温に対応する、なにがしかの、 甲板の改良が必要となってくるでしょう。
 
     しかしながら、現在は既に、艦隊の上空の防空については、30年前のシーハリヤーが活躍
 
      したフォークランド紛争などの時代から、イージスシステムによる、ミサイル防衛が主流に
 
      なっていて、  どのような戦略目的で運用するのかという、課題があります。
 
 
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       以前、海上自衛隊では、無人ヘリを使用しての、 対潜水艦作戦を訓練していましたが、
 
     当時は、衛星通信などが発達していなくて、高価な機体が、 墜落したりする事故もあり、
 
     その後は、 後継機が開発されませんでした。 
 
 
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          現在は、3名の乗員が搭乗して、水面にホバーリングして、ソナーを投下して、
 
         対潜水艦作戦を遂行しているわけですが、 潜水艦からの、対空ミサイル攻撃も
 
         考えられ、 この分野の乗員の危険をなくすため、無人哨戒ヘリの研究、開発を
 
         行うことが急務と考えます。
 
 
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         陸上自衛隊では、偵察のみですが、 すでに、無人ヘリを導入していて、
 
      これらをベースに、我国独自で改良して、ソナーや、 対潜魚雷など搭載可能に改良し、
 
 
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      衛星経由で、護衛艦の中から、操作するわけです。  乗員の危険度がなくなり、
 
    又、小型のため、複数の機体が、DDにも、搭載でき、 研究開発の余地があります。
 
        現在、最新鋭の、あきづき クラスの格納庫の容量で、6機程度は、収納が
 
     可能で、分解して、工夫すれば、まだまだ搭載機数は、増やせそうです。
 
     そうすると、1度に、6機程度の対潜哨戒活動が可能になるわけで、今後の
 
     研究課題です。
 
 
 
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          この分野の研究は、 アメリカ、ロシア、中国、韓国、フランス、イタリアーーーー。
 
 
        みなさん、随分と熱心に開発を行っている分野で、我国の艦船にも、20年後には、
 
 
 
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       配備が望ましいと考えます。   たとえが悪いですが、2年前の福島第1原発の事故
 
   などの、状況把握にも、 このシステムを用いれば、放射能があっても、人間の被爆
 
  心配せずに、 状況が衛星を通じて、護衛艦に映像がリアルタイムで送られて、 そのまま、
 
    衛星経由で、 首相官邸にも、 映像を送信できます。
 
 
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       問題は、 飛行距離と武装を搭載した時の安定性、 夜間や、悪天候時などの、
 
       操作が、課題ですが、 この分野の研究、開発が、今後重要と考えます。
 
 
 
 
                     今日は、長くなったので、これにて失礼します。
 
                        良い月曜日の夜をお楽しみください。