第776回 魯山人風 鳥雑炊の勉強をする。

みなさん、こんにちは、模型公園です。         2013年12月29日 日曜日の投稿です。
 
 
 
 
  
              今日の模型公園の家の近くは、晴天ですが、北から冷たい風が吹いて、
 
            とっても寒いです。
 
 
 
 
 
                         今日のおままごとの紹介です。
 
 
 
 
   
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        今日も、「 粗末な材料は、粗末な材料を生かすように、 良い材料は、良い材料を
 
        殺さぬように、 美味しい料理を作ると、暮らしが楽しくなります。」の精神で、楽しんで
 
        見ようと思います。
 
 
 
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          今日のお話は、 昭和12年の東京永田町の会員制高級料亭の星岡茶寮で、
 
          出されていた、 鳥雑炊というのを勉強して見たいと思います。
 
 
 
 
          素材の鳥というのは、 いろんな鳥があるのですが、 1番美味しい食材とい
 
         うのは、魯山人先生のお話では、 若い、肉の軟らかい、【うずら】という、鶏の
 
         お肉が、 とても美味しいそうで、 今日紹介する雑炊は、出来たらうずらの肉で
 
         作っていただく、その方が、美味しくいただけるようです。
 
 
          
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        貧乏書生の模型公園、うずらの卵は食べたことがあるのですが、肉は食べた事が無く、
 
        周囲に販売もしていないので、 今日は179円の鳥の挽肉を使用します。
 
        文章には、 上手に血抜きをして、 うずらの肉を、挽肉にしてーーー云々と、ある
 
        のです。
 
 
 
 
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        作る雑炊は、二通りあって、 1つは、 米を炊き、初めから挽肉と一緒に煮込む
 
        方法と、 雑炊を作って、 佃煮風のそぼろにして、上からかけて、撹拌していただく、
 
        と、こういう二通りの方法で、食通の客に出していたようです。
 
        残念な事に、 どのような出汁で、ご飯を炊くのかと言う事が、記述が無く、 昆布なのか、
 
        鰹節なのか、 どこかの天然の名水で、煮込むのか、 そういうことが、皆目わからない
 
        のです。
 
 
        
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          過去の勉強から、今日は、 魯山人風 引き出し昆布の出汁取りの技法で、
 
         出汁を取った後、 醤油と、日本酒の濁り酒で、味を調えただし汁に、豊松村の
 
         美味しいご飯を入れて、雑炊にしてみました。
 
 
 
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         雑炊の技法ですが、 初めに紹介した、 ご飯と煮込む方法で、 実験して、
 
         もう一つの、上から後からかける方法は、又後日実験してみたいと思います。
 
 
 
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          注意事項があって、 文献には、鳥雑炊は、必ずアツアツを、フウフウしながら
 
          いただかないと、さめたのをいただくと、味が死んでしまうと、書いてあり、熱いのを
 
          いただくのが良いようです。
 
 
 
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             上に添える、セリは、 高知県四万十川のセリを用意しました。
 
 
            しかし、うずらの肉など、食べた事が無いのですが、そんなに美味しいのですかね、
 
           1度、 食べて見たい気がします。
 
 
 
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         もしかしたら、他に色々秘伝の入れる物があるのかも知れません。
 
        今後も、勉強して、探っていきたいと思っています。
 
 
 
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                          こんな感じで、出来上がりました。
 
 
            文中に、「 夜寒に火を囲んで、懐かしい雑炊」 と、タイトルがあり、
 
 
            こんな感じのアツアツの雑炊を、フウフウいいながら、いただいて、
 
            楽しんでいたようです。 
 
 
 
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                食べ盛りの模型公園、 雑炊だけでは、たらないので、 煮込み鍋の
 
               中から、 ちょうど良い物を、 一つ二つ、 お皿に取りました。
 
 
 
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              大根が、よく味がしみこんで、これで3日目程度の大根です。
 
 
 
 
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                こちらも、3日煮込んだ鶏の皮です。 なかなか美味しいのです。
 
 
 
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            じゃーーん、 今日の魯山人風 鳥雑炊の出来上がりです。
 
 
            素材が、うずらの肉でないのが、大変残念ですがーーー、雰囲気を味わいます。
 
 
 
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          実はね、魯山人のお爺さんも、味を知っていたかどうか、知らないのですが、
 
 
           僕は、こうしていただくと、さらに、雑炊の味が良くなると思って、実験して
 
          見ることにしました。
 
 
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           じゃがじゃーーーん、 鶏の皮を上に乗せて、アツアツをいただく、
 
           美味しいと思うのですがーーーーー。
 
 
 
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           うーーーーーーん、とっても、美味しい、至福のひとときです。 口の中で、
 
           じゅわーーーっと、 鳥の味が広がってーーーー。♪
 
 
 
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         又、雑炊と一緒に煮込んだ、セリも美味しいですね、 今度は、鰹節でだし汁を
 
         取って、 雑炊の実験をしてみたいですね。 どんな味になるのか、楽しみです。
 
 
 
 
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           煮込みの大根も、味がしみこんで、柔らかくなっていて、美味しかったです。
 
 
 
 
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                      僕の大好物の、煮卵、なかなか良い味でした。
 
 
 
 
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            今日は、昭和12年の会員制 高級料亭 星岡茶寮の会報の、
 
            うずら雑炊から、 ヒントを得て、 鶏肉で、鳥雑炊を自作して見ました。
 
            原価は、250円程度、 作業時間 30分程度の素人料理の紹介でした。
 
 
 
 
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                          今日も、美味しい食事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      模型公園の古写真を鑑賞するコーナーです。
 
 
 
 
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                  今日紹介するのは、3枚目のこの横撮影のこの写真です。
 
 
 
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        一昨日、紹介した、殿下の横に立っていた、メガネの背の高い人が、なにかあっては
 
 
         と考えてか、背広姿で、 後から、鋭い目で見つめているのがわかります。
 
        正面が、 当時の正田 美智子さまで、 右が、明仁殿下【今上天皇陛下】です。
 
        撮影は、昭和32年8月の軽井沢のテニスコートの周辺と思いますが、 美智子様
 
        は、聡明そうで、感じの良い人に見えます。
 
        ふふふっーーー、 明仁殿下は、美智子様しか、見ていないような顔つきですね。♪
 
        この写真、千葉県から出てきたのですが、 どなたが撮影されたのか、 僕が想うに、
 
         随分と、先見があった、感覚の鋭い人が、撮影されたと思います。
 
        当時、皇太子のお妃は、皇室からと言うのが、掟で、民間からと言うのは、後から
 
        のお話で、 シャッターを押すときは、 まったく白紙の状態、 明仁殿下だけを
 
         撮影しようとして、 偶然、美智子様を撮影されたのかも知れません。
 
 
 
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    今上天皇は、80才になられ、 仲良く皇后様とドライブされているようです。
 
    ずいぶん古い、ホンダのインテグラ、16バルブ、ブイテックエンジン、160馬力の、
 
    4ドアセダンが、愛車とは、つい最近まで知らなかったのですが、 20年以上、
 
    手入れをしながら、大切に乗られているようです。
 
    いつまでも、お元気で、 国民の心の支えであって、いただきたいですね。
 
 
    今日は、天皇陛下と、皇后 美智子様の、結婚前のテニスの写真の最後の1枚の
 
    紹介をさせていただきました。
 
 
     
 
 
     天気予報によると、今日も雪の場所が多いようです。 温かくしてお過ごしください。
 
 
 
それでは、日曜日の良い夜をお過ごしください。              ギッチョンパー♪