第782回 魯山人風もち納豆雑炊を勉強する。 模型公園風

みなさん、こんにちは、模型公園です。           2014年1月4日土曜日の投稿です。
 
 
 
 
 
 
              今日の模型公園の家の近くは晴天で、とっても良いお天気です。
 
 
 
                           今日のままごとの紹介です。
 
 
 
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      本日も、「 粗末な材料は、粗末な材料を生かすように、 良い材料は、良い材料を
 
      殺さぬ様に、 美味しい料理を作ることは、 人生を明るくします。」の 精神で、
 
      勉強をしてみようと思います。
 
 
 
       雑炊と言いますと、貧乏書生の食べ物のようですが、昭和11年、ごたごたがあって、
 
       鎌倉に転居して、星岡茶寮から離れた魯山人先生は、 昭和14年に、雑炊を4回に
 
       分けて発表されていまして、 今日は、そのうちの二つを勉強してみようと思います。
 
 
 
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            1つは、納豆雑炊と言うが紹介されていまして、 2つ目は、もち雑炊という
 
            のが紹介されていまして、最後に、「2つ合わせると、さらに美味しい。」と、
 
             ありまして、 今日は、その昭和14年の某新聞に紹介されました、雑炊を
 
             ひもといてみます。
 
 
 
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          まず、1番手間と時間がかかるのが、納豆の調理でして、 「 魯山人風納豆の
 
          食べ方。」を 紹介しますと、 雑炊に使用する納豆は、なるべく豆が小さな、挽

          き割りの物が良いとあります。
 
          そして、まず、醤油をサブザブとかけずに、 3滴落として、箸で混ぜる、そして、

          又、醤油で3滴落として、箸で混ぜる、 この繰り返しを10分程度繰り返します。
 
          「 面倒でも、美食を追求するのに、手間は惜しまず。」と、紹介してあります。
 
 
 
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         そして、上の画像の様に、泡が全体を包んで、泡だらけになるまで、撹拌して、
 
         食べると、美味しいそうです。
 
      
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             鍋に、お米から作った、本当のよい日本酒、 水を入れまして、 鰹節で
 
             出汁を取ります。
 
 
 
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           ほどほどの、カツオの出汁がきいた時点で、 醤油とか入れるのかと思うと、
 
           そうでなくして、そのまま入れるようです、というのは、納豆に醤油をずいぶん
 
           入れているので、 それで醤油味が出るようです。
 
 
 
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                      ご飯を、こんな感じで入れて見ました。
 
 
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                  今日は、関東風の四角いお餅を2つ入れて見ます。
 
 
 
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           魯山人先生の文献では、納豆を入れて5分ほど煮込むとあるのですが、
 
           あまり煮込むと、お餅の形が崩れてしまうので、火加減のこともあり、
 
           みなさんは、それぞれお餅の様子を見ながら、調理していただくと

           よいと思います。
 
 
 
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       そして、鎌倉の近くのどこかで、セリを採種して、上に湯がいて、添えて

       いたようです。
 
       雑炊に、セリはよく合うそうで、 僕も湯がいて、添えて見ることにしました。
 
 
 
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             こんな感じになりました。  大阪から西の人は、納豆をほとんど

         食べないのですが、 僕も食べて見て、初めは抵抗があったのですが、

         なかなか美味しい物です。
 
         1度、僕にだまされたと思って、 少し手間はかかりますが、魯山人風の

         食べ方を実験して見てください。
 
 
 
 
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              じゃーーん、 今日の もち納豆雑炊定食の出来上がりです。
 
 
 
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              今日の織部三足鉢には、 里芋などの煮物を添えて見ました。
 
 
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          僕の好みの、織部カニ絵皿には、 ほうれん草などを添えました。
 
 
 
 
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          早速、さめないうちに、いただきます。  雑炊は、アツアツを、

          フーフーいいながら寒い日に食べるとよいそうで、 冷たくなったら

          美味しくなくなるようです。
 
 
           納豆から、しみこんだ醤油味が、雑炊の中にしみ出まして、ほど

           よい醤油味で美味しいですね。
 
 
 
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           この雑炊の、不出来、良い出来のポイントは、お餅の出来具合で、 

           あんまり煮込みすぎますと、お餅が溶けてしまいます、
 
           形が残る程度、数分の煮込みを把握して、調理することが

           ポイントのようです。
 
 
 
 
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                        今日もなかなか美味しかったです。
 
 
 
 
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                 今日は、魯山人風 もち納豆雑炊の勉強をしてみました。
 
 
            今日は原価350円ほど、  作業時間40分程度の素人料理の紹介でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                           今日の模型のお話です。
 
 
 
 
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       今日紹介するのは、 キャノン、ウイリアムズ。ルノー FW13B という、

       F1マシンの紹介です。
 
       ホンダエンジンで、連戦連勝していた、ウイリアムズというチームは、

       マクラーレンのロン、デニス社長に、大金を提示されて、 ホンダエンジン

       を取られてしまい、 1年シーズンを市販のジャッドエンジンで、過ごして、

       さんざんな低迷に陥って、マンセルなどのドライバーも、フェラーリーに

       さってしまいました。
 
 
 
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          そして、1990年に、 フランスのルノーV10 3500CCエンジンを搭載して、
 
 
 
 
 
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          登場したのが、 FW13Bというマシンです。
 
 
 
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          ウイリアムズのマシンは、毎年、パトリックヘッドさんという、デザイナーが、
 
          全体をパッケージングしていて、 1年契約の野球選手のような、雇用形態の
 
          F1の世界では、全く移籍しない、珍しいデザイナーの人でした。
 
 
 
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     オーナーのフランク、ウイリアムズが、 自動車事故で、車いすの生活になった後も、
 
     ずっと、チームに残り、現在に至っています。
 
     もっとも、昨年引退したという、お話を聞きましたが、 彼のデザインは、手堅く失敗

     のない確かな技術しか、採用しないという、保守的な物ですが、 失敗はありませ

     んでした。
 
 
 
 
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         カー№5番は、 ブーッェンさんという、ベルギー人ドライバーで、以前ベネトンで、
 
         走っていた人で、手堅い、失敗の少ない、事故の少ないドライバーでした。
 
 
 
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          カー№6番は、 リカルド、パトレーゼ さんというイタリア人の人で、 

         ベテランの安定した走りをする人でした。  鉄道模型の好きな人で、

         自宅に行くと、壁一面が鉄道模型で埋め尽くされていたそうです。
 
         コトコト、鉄道の旅が好きたったようです。♪  楽しい気さくな人柄

         だったそうです。
 
 
 
 
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         イギリスのウイリアムズというと、 F1の名門チームとして、現在も続いていて、
 
        栄枯盛衰、 諸儀容無情の響あり、のF1の世界で、ずっと続いている会社です。
 
        失敗のない、手堅い経営方針、  これがよいのかも知れません。
 
 
 
 
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            今日は1990年  今から24年前の FW13Bというマシンの紹介でした。
 
 
 
それではみなさん、よい土曜日の夜をお楽しみください。