第1133回  昭和18年 徳川彰子さんの古写真を考察する。模型公園

みなさん、こんばんは、模型公園です。          2014年11月19日水曜日4回目の投稿です。
 
 
 
 
 
 
                 模型公園が所有する古写真をみんなで楽しむコーナーです。
 
 
 
 
 
           
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         アルバムからとっていると、破れたらいけないので、 こんな感じで失礼して、
 
         縦撮影の 昭和18年8月21日 東京 銀座の某通りでの撮影です。
 
 
 
 
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          右の、紺色の和服姿の奥さんは、 徳川 彰子 さんという、家柄の良い人で、
 
          日本婦人会 東京府支部長を当時務められていて、 奉仕活動の一環で、
 
          暑い8月に街頭に出で、 振り袖を短くしようという、 そういうことを街頭で、
 
          通りかかるご婦人に、 国防に協力するように、 薦めている そういう写真です。
 
 
 
 
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         後の、 大きな張り紙を見ていただくと良いのですが、「 女は元禄、
 
         男は筒袖、 醜いのは、この決戦下に、ペラペラと長袖 。」と、ありまして、
 
         平成の世の、僕からすると、 どうして和服の長振り袖が、 いけないのか
 
         理解に苦しむのですが、 そういうことが当時叫ばれていたようです。
 
         別に、今ある物を直したり、切ったりすると、別の費用が発生するわけで、
 
         少し、どうかと思うのですが、 当時は、 そういう事が、求められていたようです。
 
 
 
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         この婦人会、 一人歩きして、戦争を煽り、 戦争に反対する人達を攻撃し、
 
         いろんな不幸がおこっていったようですが、 今後も勉強して、どうしてそうなって
 
         いったのか、勉強して行こうと思っています。
 
 
         
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                 今日は、今から71年前の古写真の紹介でした。
 
 
 
     【次回に続く。】