第１１５９回 ハドソン マッドマックスを手入れする。 模型公園。

みなさん、こんばんは、模型公園です。　　　　　　２０１４年１１月３０日　日曜日の３回目の投稿です。

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　毎週日曜日恒例のモデルガンのお話のコーナーです。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　まぁーー不思議な物で、よく毎週話が続く物ですがーーー。

 

 

 

 

　

　

 

 

　　　　　　　　　　　　　このヘンテコな姿の２連水平のショットガンは、映画の小道具のコピーで、

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　オーストラリアの映画監督、　ジョージ、ミラー　と言う人が１９７８年から

 

　　　　　　　　　　　マッドマックス　という映画を作り出して、　１９７９年に公開されたのです。

 

　　　　　　　　　　　　現在から逆算すると、３５年前、　もう少しすると３６年前となります。

 

　　　　　　　　　　　　警察官の主人公の、　奥さんと、幼い幼児が、暴走族グループに乱暴され、

 

　　　　　　　　　　　　殺されて、　復讐するというストーリーの作品で、　当時、随分人気が出て、

 

　　　　　　　　　　　　利益が出たようです。

 

　　　　　　　　　　　　その主人公の使用する武器が，このショットガンです。

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　特に、人気が出たのは主人公のマックスが乗り回す、ターボチャージャーの

 

　　　　　　　　　　ついた、特製の車で、　すごい加速をするのです。

 

　　　　　　　　　　これで、加害者の暴走族を追い詰め、復讐するわけです。

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　続けて、　予算を１０倍かけて、オーストラリアの砂漠で、マッドマックス２というのが

 

　　　　　　　　　　制作され、　これも人気が高かったそうです。

 

　　　　　　　　　　ちょうど１９８１年頃ですか、　このモデルが当時、映画の人気にあやかって、

 

　　　　　　　　　　ハドソンという、もうなくなったのですが、そう言う会社から、発売になったのです。

 

　　　　　　　　　　この主人公の役の、メル、ギブソンさん、このシリーズのヒットで、トップスタートなり、

 

　　　　　　　　　　２０億円程度の豪邸を買われて、億万長者になっていったのは有名なお話です。

 

 

 

 

 

　　　

 

 

　　　　　　　　　このモデル、資料によると、３通りあって、　一つがこのスタンダードモデルで、

 

　　　　　　　　　もう一つが、　シルバーメッキモデルで、　もう一つが、　木製ストックモデルで

 

　　　　　　　　　当時は、随分高価だったそうです。

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　画面では、つかみにくいと思いますが。全長が４５センチ程度で、ずいぶん大きな

 

　　　　　　　　　　　重たいモデルで、片手では、少し負担があります。

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　構造は、　狩猟用の水平ショットガンの構造そのままで、コックを、右に回して

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このように、中折れ式になっています。

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この中に、シェルを２発入れて、

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、また、ガシャッっと、　元に戻して、

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　発射可能となるのですが、　当時は、このカートに、通常のリボルバーの

 

　　　　　　　　　　　　　　発火キャブを３個装填できるようになっていたそうで、　随分大きな音が

 

　　　　　　　　　　　　　　通常の３倍程度して、　煙が出る仕組みであったようです。

 

　　　　　　　　　　　　　　僕は、眺めて、手入れしているだけなので、撃った事はないのですが、

 

　　　　　　　　　　　　　　１度、発火すると、　錆びてくるので、　そんなことはしないのです。

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　ただし、　実際の所、　１２番の散弾を撃ったことのある人ならわかると

 

　　　　　　　　　　　　思いますが、　片手で、日本人が実際コントロールするのは、無理があり、

 

　　　　　　　　　　　　また，両手の保持の状態ですと、　どうしても、オートや、スライドアクション

 

　　　　　　　　　　　　のショットガンが、装填などの面で、有利で、　映画の中の小道具の域を

 

 

 

 

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　出ない品物の様です。

 

 

 

　　　

 

 

　　　　　　　　　　　引き金は、二つあって、　一つひいたら、　片方が激鉄し、　もう一つ引くと

 

　　　　　　　　　　　　もう片方が、激鉄します。

 

 

　

 

 

　　　　　　　　　　　今日は、１９８０年代初頭に発売された、ハドソンのマッドマックス２連水平

 

　　　　　　　　　　　ショットガンの紹介でした。

 

 

 

　　　それではみなさん、良い日曜日をお楽しみください。　　　　　　　　　　ギッチョンパー♪