第１５３０回 永田町２丁目の風 ６月の検察の捜査の行方
みなさん、おはようございます 模型公園です。 ２０１５年５月３１日 日曜日の２回目の投稿です。
【 永田町２丁目の風 】
このコーナーは、僕の考えをみなさんに簡潔にお伝えするコーナーです。
みなさん、日曜日にお忙しいと思いますが、国民の１人として考えて見ていただけたら
と思います。
今日のお話は、 「日本歯科医師連盟の６月の捜査の行方。」というお話です。
日本の業界というか、 自分達の利益が損なわれないよう、政治の世界に根回しをして
うまく立ち回って行くには、どの業界団体も、政治資金を集め、政治家に寄付という形を
とって、政治献金をして自分達の意見を政治の場で主張していくのに、 政治家を支援して
行く事が必要になります。
政党も、政治家も、 日常にどんどんお金が必要なので、 これらの団体からの支援を
欲しているというか、 頼みにしている人が 日本共産党を除いて多いようです。
過去にも、 １億円の小切手を もらったとか、 記憶にないとか、 政界を揺るがす、
大きな事件に発展していき、橋本内閣が 倒れる原因になっていった。
この事件、 当時の 小渕恵三 先生の秘書官の 滝川氏が腹をくくって１人で
罪を被って、 その後、当時の村岡内閣官房長官が起訴され、裁判となって
事実上の幕引きが行われ、 橋本総理や、その他の人は不起訴処分となった。
検察が、 日本歯科医師連盟のがさ入れをして、どのような品を持ち帰って
把握しているかは、よくわからないですが、 おそらく、６月中に自由民主党への
政治資金の流れが問題となって行くであろうと考えています。
政治献金を行っているようです
問題は、法律に元ずいて適正に処理しているか、 過去のように 裏金にして
いるかで大きく違ってくるのですが、 いつの時代にも同様の事件が続いて行きます。
内閣の中枢の閣僚の政治家も、日本歯科医師連盟から 資金を受け取っていて、
検察が捜査中のようです。
衆議院議員の選挙を打つと、 平均１０億円から、 多い人物で３５億円かかる人も
いて、それらの資金を集めるのに普段 いろんな事をやっていくことになる。
派閥のボスになったり、役員になると、 派閥で政治資金を集めて、 派閥の議員に
選挙前に ５００万ずつ 配ったり、 激戦区には、陣中見舞いと称して、１０００万円
配ったりと、 選挙にお金がかかるのは昔とひとつも変わっていない。
つまり、いろんな各団体から、上手に資金を集めていく事が出来る人、
通称 金集めの上手な先生 こう言う人が、速く閣僚になったり、 将来
派閥の有力ポストについていくようです。
仮にですよ、 派閥の議員が１００人いたとします。
だいたい、夏場の手当を、 永田町では 氷代【こおりだい】 と呼んでいて、
平均 ３００万円程度、 配下の議員に配るわけです。
年末も同様で、 餅代 【もちだい】 と称して、 同様な事をしています。
これだけでも、６億円のお金が動くわけです。
代議士は、 今度は地元に帰ると、 配下の県会議員や 市会議員に 氷代
餅代を配るわけです。
こう言う体質は、 昔から続いていて、田中角栄先生の時代から、
表向きは別にして、 内情は変化していないのが実情です。
まあーーもう時効のお話ですが、国会で質問に立つと、相手の国会対策委員会
から色々挨拶代わりに 札束を受け取ったり、 招かれて料亭に行くと、座布団の
下に２００万円封筒に入れて 置いてあったとか、 帰りの手土産の紙袋の中に、
５００万円入っていたとか、いろんなお話がある。
僕が思うに、政治家とは 汚れの中に真を見いだすというか、 みんな
表面はクリーンな雰囲気を装っていても、 汚いことをしていかないと議員も
勤まらないようです。
来月は、おそらく自由民主党の議員に資金が配られた 配り先などが表に出て
内閣の閣僚が辞任するようなことにでもなると推測しています。
もしかしたら、もらったお金を 急いで 返金する交渉を考えている先生もいらっしゃる
ようです。
【 来週に続く。 】
