第1689回 鹿苑寺 金閣の古写真を楽しむ。 模型公園
みなさん、こんばんは模型公園です。 2015年7月25日土曜日の3回目の投稿です。
模型公園の所有する 古写真をみんなで鑑賞するコーナーです。
です。
日本の顔と言っても良いですが、 現在の金閣は、 残念ながら再建された
建物です。
銀閣寺風の建物で、 現在の姿とは 少し違う姿をしていました。
3階は 全体に、 杉の雨戸板を取り付けるようになっていました。
柱も、現在とは違い、 良い色が出た、 味のある木材でした。
寺の 小僧さんが 自分のお寺の 金閣に放火し、 世間を騒がせ、
大変 残念な事件でした。
現在と、 当時の違うところは、 2階のかとう窓が、現在は
白い障子になっていますが、 当時は、杉の板の雨戸になって
いました。
この建物、現存では、唯一、四畳半の畳の部屋が残る 日本家屋
の原点のような建物で、 違い棚 や、 床の間の原点のような
造りもあって、 となりの 東求堂と合わせて、大変貴重な建物です。
京都は、明治時代から、 こういうお土産で はがきの裏に
写真を載せる 絵はがきが発達していて、 当時は、 数が
たくさん作られ、 観光客向けに販売されていて、珍しい品
ではなかったのですが、 21世紀に入ると、珍しい写真に
なりつつあります。
「 なにしてらっしゃるんですか。」 「 へえ、服のシワを伸ばして
ますんや。」 当時のアイロンです。
昔は、火鉢から、炭を取って入れて、アイロンをかけていた
ようです。
みなさんも、 よかったら、古い絵はがきや、 写真で楽しんで
見ていただけたらと思います。
【 明日に続く。】