第1992回 海上自衛隊 いずも 公試開始。 模型公園
みなさん、こんばんは、 模型公園です。 2016年2月11日木曜日の投稿です。
ここ数日かけて 作っていた いずも が形になったので、
少し運用して楽しんで見ました。
「 出港よーい。 もやいつな 開放。」
「 両舷 前進微速、 赤3回転。」
「 よーーいてーー、よーーいてーー。」
「 出港ラッパ ならせーーー。」
「 プップッブープップッブー プップップップーー。 」
「 出ーーー港。」
「 両舷 前進微速、 おもかじ 20ーーー。」
こんな感じで、 いつもは、港をはなれます。
陸上では、自転車にしろ、自動車にしろ、 ブレーキをかけると
止まるわけですが、 水上の上は、そうはいかないのです。
氷の上と一緒で、 機関停止をかけても、随分進んでしまいます。
そのような事情で、 前の艦との距離、 速度、 後の艦との距離
速度、 周囲の艦艇との距離など 艦橋の当直士官は、神経を
使って把握して指示を出していかないと、 とんでもない事になって
いきます。
また、追い越す場合も随分用心が必要で、 左右に波が出るので、
小さな船舶がいると、 転覆の恐れがあります。
そのような事情で、 第1分隊の 艦橋では、緊張感を持って任務を
遂行するわけです。
今日は、 左弦に 第1護衛隊群 第1護衛隊の 横須賀のむらさめ
を 随伴艦として、 いずもの公試をするという設定です。
海上自衛隊 艦番号 183 DDH いずも №5 完成です。
この艦で、5隻目になりました。
あと、5隻造る予定にしています。
DDH 181 ひゅうが が就役した時、ずいぶん大きな艦が出来た
と思ったのですが、 さらに巨大で、 ヘリが5機 同時離発着が
可能となっています。
こう言う大きな艦船が、水上を時速60キロ程度で航行するので
すごいパワーユニットが必要になります。
パワーユニットは、 ジェット旅客機のエンジンの親戚のような
作りの 高出力エンジンが搭載されています。
制御室で、当直の機関士官の指示に従って、 操作するわけです。
航空機を 飛行甲板にあげます、 強風が吹き、波で揺れる
艦上で事故無く 移動させるのは大変です。
後の 艦橋が、 飛行場の管制塔の役割をはたしていて、
ここに、飛行長 と言う、 当直士官が、 甲板のすべての指示を
発令することになっています。
誤った指示を出すと、 大きな事故につながるため、
こんな感じに、並べて見ました。
ヘリを塗装するのは 大変ですが、 こうしてならべ見ると
よい眺めです。
格納庫の中には、ヘリを15機 格納するスペース、 トラックですと
73式トラックの場合、 50台の登載が可能です。
つまり、 転用すると、 大型フェリーのような使い方も可能です。
艦橋の下部では、 衛星を使用して、 艦隊全体をコントロールする
最新の司令部機能が整備されていて、 第1護衛隊群の司令が
座乗して、 いずも を旗艦にして、 命令を発令し、 艦隊を統率
します。
こう言う仕事をする部門を、第2分隊と言い、船務長が統率します。
こうして、 飛行甲板の上を、自分の好きなように、並べて
遊ぶのは楽しいですよ。
今日は、 完成した いずもと、 横須賀の護衛艦 むらさめ の
お話でした。
「 両舷 全速、 よーーそろーーーー。」
それではみなさん、 良い 祭日の夜をお楽しみください。
【 明日に続く。】