第2003回 (株) タミヤの隼鷹【じゅんよう】を制作する。 模型公園
みなさん こんばんは 模型公園です。 2016年2月17日水曜日の投稿です。
乾燥養生していたのですが、 日陰で数日おいて、
一応、完成です。
この 隼 【はやぶさ】 鷹 【たか】 と、書いて 隼鷹 じゅんよう と
名前のある航空母艦は、 実は 海辺の鷹の名前です。
この艦は、 突貫工事で昭和17年4月に就役し、青森県の大湊から、
細萱 海軍中将の 北方攻略部隊の 航空支援の為 第4航空戦隊
司令長官 角田 覚治 海軍少将の指揮下で、 出陣するのですが、
旗艦は、 空母 龍讓 【りゅうじょう】て゜、 随伴していたのですが、
機関室の発動機が片方、故障し、 艦隊について行けず、飛行機の発艦
が不能になって、 途中で、大湊に帰ってしまうのです。
当時のお話として、 長期間 一定の速度で航行するのには、隼鷹の
機関は、 燃費がよく、よい発動機だったのですが、 急激に 速力を上げたり
落としたりを繰り返すと、 同型艦の飛鷹 【ひよう】も同様で、よく故障を
おこしたそうです。
しかし、当時日本海軍で初めて、電波探知機、 レーダーですが、登載し、
大鳳で採用予定であった、 斜め煙突の大型艦橋を、前倒しで採用し、
当時、 最新鋭の航空母艦であったのです。
この じゅんよう は、 縁起のよい艦として 知られていて、どんな
激しい海戦に出陣しても、 沈まず、 帰って来て、 戦後は、復員船
として、 多くの日本人帰還者を 日本に連れ帰ったのです。
今日は、 縁起のよい 絶対沈まない空母 隼鷹 の完成のお話でした。
それではみなさん、良い水曜日の夜をお楽しみください。
【 明日に続く。】