第2135回 日本海軍 空母 飛龍を制作する。 模型公園
みなさん、こんばんは模型公園です。 2016年4月28日木曜日の投稿です。
今日のお話は、 日本海軍の高速中型空母飛龍のお話です。
その制限に 2分の1をかけて、 建造された2隻目の空母です。
外見は違うのですが、1番艦として建造されたのが 蒼龍 【 そうりゅう】
当時、試行錯誤の時代で、 この艦橋の位置を、どこに持って来るか、
つまり、重心値と、 気流の関係で、 蒼龍の右舷から、左弦中央
に変更され、 赤城で運用された 島型艦橋に改められています。
海上を 時速65キロから 70キロ程度で 進むことが出来る
昭和14年当時の 高速空母でした。
実は、このモデルで 20隻目の飛龍になります。
この飛龍も、 数日後、 依頼者にお納めすることになり、手元を
離れる予定です。
海上を 時速65キロ程度で 全力航行して、 右に、左にと
動いて 回避行動をするわけで、 上空から投弾してもなかなか
命中弾をあたえるのは、4千メートルの高度から水平爆撃では
難しかったようです。
当時、 作戦行動中は、電波を出すことは禁止されていて、 手旗
信号、 発光信号、 信号旗のみでの 通信が行われ、 航空母艦
の周囲の艦艇は、 陣形を変えたり、 転舵したりと、 大変な
操舵を繰り返したようです。
今日は、こんな感じで、 手元の艦艇を並べて、楽しんで見ました。
ところで、 ミッドウェイ作戦の戦訓で、 艦の素材の鉄の塗料が
発火して燃え上がるという、 今まで考えられていなかったことが
わかり、燃えにくい塗料の研究が開始されることになります。
鉄が燃え上がる、 こんなことは 日本人は想像しなかった
のですが、 数年前 関門海峡で くらまが 衝突して炎上
した時も、 塗料が燃え上がったそうです。
このような経緯から、日本海 海戦以来、ハンモックを土のう代わりに
防弾用でくくりつけるという伝統の 防備は、 火災で燃え上がる事が
わかり、 ミッドウェイ作戦以後、 使われなくなっていったそうです。
今日は、 こんな感じで 楽しんで見ました。
明日から、7連休の人も多いようですね、
楽しい連休をお楽しみください。
【 明日に続く。】