第1606回 昭和の伝道師【 戦中、戦後のパイロットの物語 】

第1605話 鹿児島県の桜島登山の事。 2016年8月20日土曜日の投稿です。





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 私達が乗り組んだ八雲の他に、 浅間、 それから 源田達の乗り組んだ出雲

などから、 多くの少尉候補生や、水兵、下士官桜島に上陸し、軍歌を歌いながら

どこに進むのか知らされず、 案内役の鹿児島県出身の少尉候補生達の後を

付いていったのです。



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 この当時、 巨大噴火は収まっていて、 以前のようなことは無かったのですが、

13年前の 巨大噴火で、 桜島大隅半島と地続きになっていたのです。


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つまり、大正元年以前は、 海の上に浮かぶ島であったのです。

それ故、 島 という名前が付いているのです。



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大正元年の大噴火の当時、 多くの火山灰が降り注ぎ、 溶岩が流れ出て

35人の人達が亡くなったと説明があったのを記憶しています。



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                     【 当時の登山の記念写真 】



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                 【 当時の桜島登山の様子 】


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  私達は 苦労して 上の方まで登山しまして、「 おーーう、えーー眺めや。」

と、 鹿児島の方や、 停泊する3隻の練習艦隊を眺めたのです。

そして、 次の日に、今度は、鹿児島市内に上陸して、鹿児島見物をすることに

なっていったのです。


  【 明日に続く。】