第2480回 鹿苑寺 金閣を製作する。その5 模型公園

みなさん、こんばんは模型公園です。 2017年2月22日水曜日の投稿です。





  

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     京都の鹿苑寺【ろくおんじ】 金閣を製作するお話しの5回目です。

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                   【 焼失前の 金閣寺 古写真 】


    前の回で、 このお寺を作った人は、3代足利将軍 義満【よしみつ】公

  が 自宅兼政庁 として、建築を開始し、 当時は、 北山第【 きたやまだい】

  と言う場所の名前であったというお話しをしましたが、 その前はどうであった

  のかと言うと、 西園寺家の北山の別邸 と呼ばれていたらしいです。

  西園寺【さいおんじ】家は、鎌倉幕府と、朝廷をとりもつ公家の連絡役でしたが

  後醍醐天皇を暗殺しようとしたとして、言いがかりをつけられて、南北朝

  争乱の原因の1つになっていったそうです。

   つまり、西暦1300年頃は、 西園寺家の北山の別邸という名称で、応永の

  初め、 西暦1397年頃、 北山第 という名称になっていったようです。



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       今日の作業のお話しです。

       

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       市販の茶色で塗装したのですが、現物の写真を前にすると、色が

       若干薄いようです。



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     このような場合は、 自分で色を調色します。

     ベースは 黒い色、 これを薄め液で薄めて、 薄黒い色をつけていきます。

     市販の黒色をそのまま載せると 見れなくなります。

      今日は、こんな感じで乾燥させます。


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         今日は、基礎部分の岩に、 薄い茶色を落として行きます。


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         ほんの少しの作業ですが、 行うと良い感じにーー。



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        今日は、こんな感じで乾燥させます。



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         こちらは、 1階の床板の部品です。


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        根室のウニが入っていた入れ物を捨てずに使用しています。

        使い始めて4年目、 まだまだ役に立ちそうです。


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       こちらも、縁側を黒い色で、 調色して塗装していきます。


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          同じ 木の色でも難しいですね。


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       この部品を仮置きしてみました。

       この部品は、 本来、阿弥陀様を安置する台です。

       1階は、 ここが見所と、 言う感じにしたいと思っている場所です。


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         これが現在の内部の 阿弥陀様の様子です。

         どんな感じにするか、 部品などがないので、 通常は、窓を接着

         して隠れてしまう部分です。


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         これから、どうやってみようかと、 思いは膨らんでいきます。



     それでは、みなさん 良い 水曜日の夜をお楽しみください。


      【 気の向いた日に続く。】