第2488回 週刊 モデルガンパーク By 模型公園

みなさん、こんばんは 模型公園です。 2017年2月26日日曜日の投稿です。




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                   週刊 モデルガンパーク


      みなさん、日曜日恒例の 週刊モデルガンパークのコーナーです。





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      今週、ふと、目にとまったので、つまんだ 長物のお話です。

      

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        普通のМ1カービンというのは、 ストック【木部】がなにもない

        磨き地なのですが、 チェッカリング【滑り止めの凹凸】が入れて

        あるので、 М1カービン スポーターと、呼ばれる品と思うのです

        が オリジナルは、 短い5発のマガジンとなっていたようですが



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         いろんな タイプが過去に存在していたのかーーー。


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         CМC とあるので、東京CМCと呼ばれるメーカーの

         モデルガンには間違いないようです。


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          機関部は、ノーマルと一緒のようです。



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         ボルトも、撃発装置も正常です。



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         ストックも 35年以上 経過しているには、比較的木目が

         きれいです。



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         今日は、 このМ1カーピン スポーターに スリングをつける

         お話です。

         スリングは何かと言うと、 【 日本語で背負いひも】の事です。



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      よく、革のスリング、スリング という人がいますが、 僕は耐久性

      は、布地のほうが優れていると考えています。

      昭和50年ころの 革のスリングは、 最近 切れることが多く、

      革の表面に、横にクラックの線が入って、 どうもいけません。



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         実は、これを取り付けるのが 一苦労で、指が痛くなります。


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            やっと、 金具に 穴が入りました。




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          こうして、 輪の中に通して、 ぐるりと回してね、


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        こんな感じで、 出来上がりです。

        ひとつ 3分もかかって、 ぐいぐいやって、やっとできました。



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      このストックは、 おそらく、ホーワ工業の М1スポーターという

      猟銃が当時販売されていて、 そのストックを参考に製造された

      そうです。

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         左が 357マグナムの実寸コピーで、 右がМ1カービン用の

         実寸コピーです。



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     このマガジンは、別売りのМ2カービンの品を、 ドッキングしたのでは

     ないかと思われます。

     5発マガジンでは、見栄えが悪いと思ったのでしょうか、記録を読むと

     このМ1カービン、 軽くて連射ができて、 壊れず 動くので評判が

     よかったそうです。  

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     今の日本の銃刀法は改正されて 3発までとなっていて、 このスポーター

     が発売された当時、つまり40年ほど前は、 5発弾倉までとなっていて、

     事前に、薬室に1発装填すると、当時、6連射が可能だったようです。

      軽くて、短くて、 山中を歩いてハンティングするのにはちょうど良い

      スポーターで、 これまた、ハンターにも人気がよかったそうです。


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         ただ、本土でのお話で、 北海道では今一つの評判で

        どういう事かというと、弾頭が遠くに飛ばないので 広い北海道

        の原野では、やはり 308の大口径の人気があったそうです。 



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          それでは みなさん、来週はどんな品物と巡り合うのか

          楽しみですが、よい日曜日の夜をお楽しみください。


      【 明日に続く。】