第2528回 仮面ライダー2号 一文字隼人を偲ぶ。模型公園

みなさん、こんばんは模型公園です。2017年3月18日土曜日の投稿です。





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   2週間程度前に紹介した、昭和46年 1971年からテレビ朝日放送から

  放送が開始された仮面ライダーと言う番組は、人気が出て、 関係者を喜ば

  せたのですが、9話と10話の番組の収録の サイクロン号のバイクを使用した

  シーンのスタントで、主役の 藤岡 弘さんが、オーバースピードでバイクで事故

  を起こし、 足を複雑骨折するというアクシデントが発生したそうです。

  そこで、急遽 代役が考えられ、 藤井 憲雄 さんが3ヶ月という短期の契約

  で仮面ライダーを演じることになり、原作に無い仮面ライダー2号が誕生する

  事になったそうです。


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  一文字隼人 【いちもんじ はやと】なる主人公で登場した 藤井さん、すばら

しい演技で 14話から52話まで撮影し、 仮面ライダーは 知らない人がいない

程度大ヒットし、 そして、 その後、病院から出て来た 藤岡さんが復帰すると、

 すっと 身をひいて、 藤岡 弘 さんに 主役を又返したそうで、そういう事は

 当時の子供たちには知らされなかったそうですが、当時の英雄であったそうです。




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   伝えられるお話では、 当時の撮影現場は、現在と違い大変な現場で

  俳優がスタントシーンも行う事が多く、 仮面ライダー2号の一文字隼人が

  帽子をかぶったり、 ヘルメットをつけたり、 そういうシーンが多いのは、

  当時 円形脱毛症にかかってしまい、 苦肉の演出だったそうです。



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    しかし、 主役の撮影事故のせいで、本来無い 仮面ライダー2号

  作られたことで、 その後の3号以後が誕生していく 原点になった様に思い

  ます。

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  今日の模型のお話しは、 仮面ライダー2号の新サイクロン号のお話しです。

 仮面ライダーの乗るサイクロン号は、 2号が乗るバイクを新たに造り、その

 バイクを 新サイクロン号と、当時呼んでいたそうです。


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    新サイクロン号の特徴は、 フロントが 少し横幅が広くなっています。


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   このモデル その後 レプリカも多数作られていて、 数が出ているのですが

 当時物の 貴重品は マニアの間では、 高値で売り買いされています。



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   当時の少年達は、 売り出された 仮面ライダー変身ベルトや、仮面ライダー

の変身ヘルメットを買ってもらい、 友達と 仮面ライダーごっこをして遊ぶのが

流行っていたそうです。

  当時、親の経済的事情や教育方針で 買ってもらえなかった人達が、50才

 から60才の人達が、童心に戻って現在こう言う物を買って、楽しんでいるよう

 です。



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   今も昔も 「我家の教育方針はーー。」 という保護者がいますが、 それは

間違っていて、 子供は、幼稚園や小学校で 子供同士の話題があるわけです。

家でテレビを見れないとか、 オモチャを買ってもらえないとか、 こういう事が

あると、 親のいない場所で、 子供が周囲の話題に入っていけない、つまり

 子供は子供の付き合いがあって、 それが出来なくなってしまう、 こう言う事は

親として 避けなければならない配慮の足りないことだと思います。

 

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   みんなが持っている オモチャも持っていないようでは、仲間はずれに

 なっていき、いじめの原因になっていくわけです。

 つまり、みんなが仮面ライダーのお話をしているのに、 それが何かわからない

 そううすると、 周囲と溝が出来ていくわけです。

 ここのところを 目線を下にして、 子供の物差しで考えて見る必要がありそう

 です。


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    今日は、今から47年ほど前に 流行した 仮面ライダー2号の模型の

    お話しでした。

    誌面を見て、 懐かしく 思い出していただけたらと思います。



     【 気が向いた日に続く。 】