第2543回 仮面ライダーV3 風見志郎 を偲ぶ。模型公園
みなさん こんばんは 模型公園です。2017年3月25日土曜日の投稿です。
今日の模型のお話しは、 仮面ライダーV3 【 ぶいすりー】のお話しです。
60才から50才程度の人で、脳裏に、「 あーかい、あかーぃ、あかい仮面の
ぶぃすりーーー云々。」 という 歌の一節が、 思い出していただけるとよいの
ですが、 昭和48年頃 毎日放送で、 毎週土曜日の19時30分に30分もの
の番組で放送されていました。
オープニングの バイクを 乗り回すスタントシーンが印象的で、当時
最高視聴率 38%を記録し、 この記録は44年を経た今も破られてない
そうです。
主演は、 宮内 洋 さんで、 風見 志郎 という主人公の役回りでした。
当時の幼稚園、保育所、小学生の 休憩時間の10分というのは、 10人ほど
集まって、 「 最初は、グー。」 と叫んで、 グーを出して、 次に、 ちょきか、
パーか、グーを出す訳です。
じゃんけんに勝った人から、 好きな役を取っていくわけです。
1番に勝った子は、当時一番人気の V3を名乗り、 仮面ライター1号、
そんな感じで、 すきな役をすることになっていて、 じゃんけんで負けた子
は、 最後から3番目の子が、 デストロンの怪人役、 最後の2名は、戦闘員
役となっていたのです。
決まりがあって、 どんなことがあっても、休憩時間が終わるまで、 怪人役は、
「 ケッヶケケケケケケケッ。」 と、言う事しか許されず、 戦闘員の2名は、
「 ギィー、 ギィー。」としか 叫ぶことしか許されない仕組みで、 これを破ると
次の休憩時間に、 ペナルティーで、 戦闘員役をすることになっていたのです。
3名をみんなで、 ライダーキックを加えたり、 パンチを加えたり、 それはもうーー
ひどい物で、 そういうわけで、 怪人役は、「 ケッケケケケッーー。」と叫びながら
逃げることになっていき、 戦闘員役は、 「 ギー ギー。」と叫びながら、 怪人と
終わったようです
この当時、 悪の秘密結社、 ショッカーは、壊滅し、 その残党が、新たな
世界征服を企む、 デストロン という組織を作り、 世を乱していくという
設定であったそうです。
この仮面ライダーV3 というのは、子供同士で 知らないと、仲間はずれに
なって、 遊んでもらえないので、 土曜日の夜は、このV3の番組を見て、 翌日の
日曜日には、 「 昨日はーーーー云々。」と、 お話しするのが 当時の子供の
遊びだったようです。
こういう オモチャを持っていると、 友達同士でも、 鼻が高かったようです。
模型というのは、 作って楽しむのも、模型の楽しみ方ですが、 完成品を
愛玩するのも 模型の楽しみ方です。
こうして、 仮面ライダー 1号、2号、3号 を 置いてみると、よい眺めです。
当時の少年は、こういうバイクにまたがって、 風をきって 走る事が
夢であったようです。
それでは みなさん よい土曜日の夜をお楽しみください。
【 気の向いた日に続く。 転載、コピー可 自由にどうぞ。】