第2554回 永田町2丁目の風 森友学園事件の半年先を考える。模型公園
みなさん、おはようございます 模型公園です。2017年3月26日日曜日の投稿です。
永田町2丁目の風
多いに感心を集めたというか、 報道がなされたのですが、大変に残念な事
に、「これから先、どうされるおつもりですか。」と、こういう質問をされたのは
公明党の 予算委員のみでありました。
その方も、深く聞くどころか、他の質問に終始し、内閣総理大臣婦人との関係
や、お決まりの質問に終始していたのは、大変残念に感じたところです。
これから先、 この森友学園という法人が、瑞穂記念小学院なる小学校を
建設中に事業を断念し、 半年先にどのような事になるか考えた時に、その先の
事を現在予算委員会で質問している人達が一度でも考えたのか、考えているの
か、責任を取るのか、どうなのか手を胸にあてて考えていただきたいものです。
同様に、大阪府知事も、この点について良く考えていただきたいと思うわけです。
この小学校の建物の建設に従事している建設業者の法人、個人、 それから、
幼稚園の園児、入学予定であった生徒の事を 少しでも考えていたのであれば、
今のような事態になっていなかったのではないかと考えます。
何も罪もない、この校舎を建設していた建設会社は、建設費用の7億円近くが
未払いとなっていて、 通常の年商50億程度の建設会社で、7億円近くが回収
出来ないとなると、経営が破綻すると考えられます。
この会社、 弁護士に頼んで 森友学園の不動産の仮差し押さえ手続きを行った
そうですが、 おそらく1円も集金は出来ないでありましょう。
なぜかというと、民事執行法では、 抵当権設定者が優先されるからです。
それから、税金などの事も優先的に扱われるため、 焼け石に水ということに
なっていくでしょう。
経験上、どこかに担保に出来る不動産があって、ここを抵当権を設定して
金融機関からつなぎの融資を受けて、つないでいくか、それが出来ない場合、
数ヶ月後、早ければ6月の中旬に倒産という事になっていくでしょう。
この建設会社や、従業員の人にはまったく関係のないお話しで、野党が、
自分達の質問に森友学園のお話しを利用したことで、 数ヶ月後に、なにも
罪もない、まじめに仕事をしていた人達が、家族と一緒に路頭に 迷うことに
なると推測します。
ここの建設会社から、 下請け代金や、資材代金として約束手形を受け取ったり、
小切手を受け取った法人や、個人は、 手元にそれがあれば、紙くずになるだけ
ですが、それらを金融機関に預けて、 それを担保に資金を借りていた場合、 業界
で言う割引きですが、 不渡りと同時に、現金を持って それを引き取る事が義務ず
けられていて、それが出来ない場合、 倒産という事になっていきます。
野党の先生方は、「 そんなことは、我々の責任ではありません。」と、申立される
でありましょうが、 国会で森友学園のお話しを取り上げなければ、このような
悲惨な経済事件にはなっていなかったと考えます。
この森友学園という法人の 幼稚園の園児や、教員などの職員はどうなるので
しょうか、誰が責任をとるのかーーー。
ところで、この事件、法律という視点から見てみると、 安倍晋三 事務所には
なにも法律違反は無いわけです。
そういうことをあれやこれやと、予算委員会で追及するというのはいかがなもの
かと思うわけです。
思うに、おそらく、籠池さんと言う人は、 名義を変えることが出来る物について
は、変えてしまい、法律で定める半年後、 しばらくするまで 引っ張れるだけ引っ
張って、破産手続きに入ると推測され、 そうした場合、 未使用の校舎などを、
解体する費用なども、結局は 財務省が代理執行する事となり、国民の税金で
処理することとなるでしょう。
それらのお金を野党が折半で負担するのなら良いですが、そんなことは、
「 知らない。」と申立てるでありましょうし、 それらのことについても、一切
予算委員会での質問は無かったというのは、 考えが浅い政党と言わざる
をえないと考えます。
これから数ヶ月、工事の施工業者、その下請け、資材搬入業社、教員、園児
の保護者には、大変な危難が降りかかることになっていくと思われます。
雇用の問題、 生徒の問題を熟慮して、軽々と物事をかたづけずに、 立場の
弱い人の事を少しは考えて物事を決定してほしかったと考えます。
政治というは、四角い枡の中の味噌を 丸いひしゃくですくうような物であり
ますが、 絶えず立場の弱い人の側に立って、物事を考え、政治を行って
ほしいと考えます。
野党の国会対策委員が、森友学園を利用して、自らの党の宣伝を行った
が為に、半年後、森友学園が破産手続きに入り、多くの支払いが滞り、 連鎖
反応で、次々と 経営破綻が続いて行ったらどうするのかーーー。
良く考えていただきたいと思うわけです。
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