第2569回 週刊 モデルガンパーク By 模型公園

みなさん、こんばんは模型公園です。 2017年4月2日日曜日の投稿です。



                    週刊 モデルガンパーク 



  
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              日曜日恒例の モデルガンのお話しのコーナーです。



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   本日のお話しは、 今ひとつ製造時期がよくわかっていない、M586の

   カスタムガンのお話しです。


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    MGCという、埼玉県のモデルガンメーカーの品物で、商品の正式名称は、

    M586RIB SIGHT COSTOM 6in というようです。


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  推測するに、 1992年頃、 MGCが無くなる直前程度の商品と思っています。


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   それ故、 カートの箱も 素朴というか なんというかーーー。



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         こんな感じの、 M586とか M686とか 共通のカートです。



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    日本のPPCカスタムの原型は、 ロサンゼルスの デイビスカンパニーの

   PPCカスタムを模倣した作品がほとんどです。



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   PPCカスタムとは、 鹿児島県出身 永田市郎さんによって 昭和52年頃

  日本に紹介された アメリカの警察署の射撃訓練の様式で、ブラクティカル

  ポリス コンバット と言う トレーニング様式の 略語で、PPCと呼び、


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  このPPCの射撃競技に参加する人達が、 個人の好みで使いやすいように

  改造を施したハンドガンを 総称して PPCカスタムと呼びます。

  デイビスカンパニーの 社長も 元は ロサンゼルス市警の警官で、 この競技

  に自分でカスタムしたハンドガンで出場して、みんなに見せていると、「 へぃー

  いいじゃないか、 俺のも作ってくれないか。」 なんて話がたくさん来るように

  なって、 ついに、警察官を止めて、 ガンスミスになったそうです。


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   永田 市郎さんと言う人は、 PPCの競技に出場して、 最高位のグランド

  マスターに登り詰めた、射撃の名人で、 50ヤードで Xリングにそのすべての

  弾を命中させるそうで、 すごい人だったようです。



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   今は、射撃場附きの 大きなお屋敷にお住まいだそうで、 羨ましいですね。

   自分の庭で、 パンバン 撃てるそうです。


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  PPCカスタムと言うのは、リブサイト という 上の写真の様な棒状のサイト

  が取り付けられていて、 バレルの下には、 カウンターと呼ばれる部品が

  装着してあります。


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    銃身の下に 重りをつけることで、射撃時の反動を押さえて、命中率を

    向上させる目的で 取り付けられているようです。


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    このモデル グリップは ラバーグリップが附いています。


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     実際の PPCカスタムは、38口径の M10がM60をベースにする事が

    ほとんどだそうです。


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    M586の357マグナムのシリンダーに、38口径サイドカッター弾を装填する

    と集弾率が若干開くそうです。


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          カートを装填すると、ぐっと重たくなりました。



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         手に持って 構えると グッと重さを感じます。


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       今度、 このカスタムガンに エイムポイントを装着して見たいですね。



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       今日は、 MGCの M586のカスタムガンのお話しでした。




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           それでは みなさん よい 日曜日の夜をお楽しみください。


    【 来週に続く。】