第2578回 週刊 モデルガンパーク By 模型公園

みなさん こんばんは 模型公園です。2017年4月9日日曜日の投稿です。





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                       週刊 モデルガンパーク




      今日の日曜日恒例のモデルガンのお話しのコーナーです。



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     映画 007シリーズのションコネリーさんが使用する 映画の小道具の

  ワルサーPPK というハンドガンが人気が出ていた当時、 日本ガン倶楽部

  通称 MGCという集まりがあって、1960年 昭和35年頃に 東京大田区

  作られて、 輸入品のモデルガンを販売していたそうです。

  その後、 当時、鉄製で黒色のモデルガンが犯罪に使用されたりして、規制が

  作られたのが1971年 昭和46年頃のお話しで、金属で黒い色の物は、

  すべて黄色い色に塗装しないといけないという法律が出来たそうです。




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      その後、黄色では売れないので、 金色のモデルガンが作られる様に

    なっていったのですが、 MGCという会社が、購入者から住民票と引き替え

    にモデルガンを売っていたそうですが、その住民票が本人の同意をとらず

    にいろんな所に情報が流されて行って問題となり、 これに反発する小売り

    店とMGCとの間で、大きな溝が出来、 反発していた人達が、自分達で

     モデルガンを作って 売り出したーーそういう時代が 1971年頃のお話

    しらしいです。



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   今日紹介するモデルガンは、ちょうどその後程度に販売されていた品と

   思われる、 そうーー40年から それ以上経過している品と思われます。



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    この品物 鈴木製作所という 神戸の方の会社が作って、小茂田商店とか

   いうお店が独占販売していた当時物だそうです。



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     この品物、 驚いた事に、 少し変わった作りで、 引き金を引くと

     自動的にスライドが後にパックして、 前に出るという ダブルアクション

     オンリーのモデルガンです。



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   発火カートも 現在の物より随分と小さくて、全長が2センチ程度しかありま

  せん。

  

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  自分の知らない 大昔のモデルガンで、 当時の独創的な作りに感心

  するばかりですが、 結局、 あんまり 売れなくて、 消えていったらしいです。

  研究して見ると、 MGCの製品を参考に作っていたそうで、 それ故、よく似た

  姿形になっているそうです。



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  こういう 昭和50年頃の モデルガンも あと数十年すると 価値が出て、

  珍品となって、 プレミアムがつくと良いのですが、 人気がいまひとつの

  ようです。


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      今日は モデルガンが鉄の黒色から、亜鉛合金の金色になった当時の

      古い ワルサーPPKのお話しでした。


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          それでは、みなさん よい 日曜日の夜をお楽しみください。


      【 来週に続く。】