第2598回 週刊 モデルガンパーク By 模型公園
みなさん、こんばんは模型公園です。 2017年4月23日日曜日の投稿です。
週刊 モデルガンパーク
今週のお話しは、ほとんど未使用のきれいな状態の陸上自衛隊
9ミリ拳銃のお話しです。
今週、ふと目にとまったのが この品物です。
ほぼ 未使用という感じの保存状態のよい品物、
販売メーカーは、新日本模型という会社の様です。
持ち帰り 調べて見ると、 1995年頃、バブルが崩壊して、MGCが
活動を止めた当時、 子会社として活動していた会社の様です。
発火カートも そのままの状態です。
1982年に正式配備が始まった、陸上自衛隊の9ミリ拳銃という
のは、スイスの銃器メーカー、 シグ社のP220 というハンドガンの
コピーです。
本歌と違うのは、 桜にWのマークが刻印されて、日本語の
刻印があることです。
当時、新中央工業という会社があって、 ここでライセンス生産し、
他国には販売せず、 日本国内でのみ生産使用するという契約
だったそうです。
スイスのメーカーからすると、 日本で生産したものが海外に
出回ると、 困るわけで、 そういう契約だったようです。
それから、ランヤードという ヒモを取り付けるようになっています。
当時 15連発の新型 P226が出来ていたのですが、 新型の
ライセンス契約が難しかったのか、 旧型のP220は9発弾層
となっています。
ただ、手の小さな日本人には このほうが 握りやすいですね。
226も 握りなれると そうでもないのですが、ーーー。
9ミリ拳銃のほうが、 スリムで、握りやすいです。
スライドの後の隙間、 破損しているのかと、見て見ると
ほかの同型のモデルも、こうなっていて、 これが正しい形なのでしょう。
今日は 陸上自衛隊の9ミリ拳銃のモデルガンを手に入れた
お話しでした。
最近、破損した程度の悪い品が多い中、なかなかコンディションが
ほぼ新品の状態で、 満足できる品物でした。
来週は、どんな品物と巡り会うか、楽しみです。
それでは、みなさん 良い日曜日の夜をお楽しみください。
【 来週に続く。】