第1864回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】
第1863話 閔妃暗殺未遂事件の事。 2017年6月28日水曜日の投稿です。
一族は、 神のお告げと称して、宗教を利用して人々を統帥して、国王 高宗
の勅と称して、閔 氏の都合のよい事ばかり進めていき、 力をつけるために
王室の利権を独占し、 以前 その利権を押さえていた 大院君 興宣の一派
を捕らえて、 その後、適当に罪を作って処刑したり、身分を降格して追放処分
にしたりと、ひどい事を情け容赦なく行って行ったようです。
このような経緯で 大院君 興宣の系列の政府の役人は消えていき、閔妃の
一族が政権の要職を独占していったのです。
大院君 興宣 は、これらの仕打ちに腹を立て、密かに 閔妃とその一族を
一気に抹殺する事を計画し、 行事で閔妃などが宮殿に集まる建物の床下に
爆発物をセットし、 閔妃とその周辺を暗殺しようと、隠密に計画を立案し、
実行していったのです。
いよいよ、1874年の閔妃爆殺未遂事件へと発展していったのです。
【 明日に続く。】