第1865回 昭和の伝道師【戦中、戦後のパイロットの物語】
第1864話 閔 升縞 爆殺事件 2017年6月29日木曜日の投稿です。
世の独裁者というのは、必ず 対峙する勢力を皆殺しにして、女子供
も容赦せず、殺すことで 長生きをしていったのですが、 レーニンや、
徹底的に、親戚縁者までも皆殺しにすることで、反乱を防いでいったのです。
密告を奨励し、徹底的に皆殺しにして、建物までも破壊してしまう手法は、
閔妃 一家が衰退し、滅亡していったのは、大院君 興宣を殺さなかったが
為に、 陰謀と政争が続いて、滅んでいったのです。
この 大院君 興宣を 殺しておけば 後に滅ぶこともなかったかも知れません。
大院君 興宣は、 閔妃一派を暗殺する計画を立てて、彼等がよく使用する
建物の床の下に爆発物を仕掛けて、建物を爆破したのです。
1874年 明治7年の11月の寒い日、 たまたま その建物にいた、閔妃の弟
一家が、爆発で子供まで全滅するという惨事となったそうです。
当時、閔妃は、体調が優れず、別の場所にいて 難を逃れたそうです。
大院君 興宣は、表に出ず、 表面上は 謹慎しているそぶりで、屋敷に
籠もり、 裏では、政権を転覆させ、また、自らが政治の実権を握ろうと、陰謀を
繰り返して行ったのです。
【明日に続く。】