第2769回 週刊 モデルガンパーク By 模型公園
みなさん、こんばんは模型公園です。 2017年8月27日日曜日の投稿です。
週刊 モデルガンパーク
毎週日曜日の恒例のモデルガンのお話しですが、 今日は久々に
ボルトアクションのスポーターのお話です。
1983年頃のフォークランド紛争で、 アルゼンチン陸軍の部隊が、M2重機
に スコープを付けて、狙撃したという戦訓から、 こういうライフルの口径が
大型化し、 現在 射程が2千メートルとなっています。
この手の 7,7ミリ弾の有効射程が、約500メートルと言われていて、 現在
では意味をなさない、旧式兵器を スポーツタイプに改装して、 射撃競技を
楽しむ人がカスタムした品を、業界では カスタムライフルと呼びます。
このモデルの原型は、 1972年12月に紹介された、 アメリカのワシントン
改装した品で、忠実に再現されています。
オリジナルと同様に、 このネジを着脱することで、前後が
二つに分割されます。
このモデルは、 色々あって、初期のタイプは、フロントサイトがあるものと
無い物の2種類があるそうです。
日本国内にも、ほんの数人ですが、38式小銃のスポーターに改装した
品で、ハンティングをしている人や、 千葉県に、村田銃を散弾に改装した
品で楽しんでいる人がいるそうです。
日本のモデルガンの中では、 良くできた品の 筆頭でしょうか、
なかなか、 精密に外観を再現された、田中製作所の作品です。
それではみなさん、良い日曜日の夜をお楽しみください。
【 来週に続く。】