第２９１７回 皇太子 東宮裕仁殿下 訪欧写真帳を楽しむ。模型公園
みなさん、こんばんは模型公園です。 ２０１７年１１月１８日土曜日の投稿です。
毎週土曜日の夜に少しずつ紹介している、 第三艦隊記念写真帳は、今から
９６年前の 大正１０年 ３月から９月にかけて行われた、 皇太子殿下【昭和天皇】
のヨーロッパ訪問を 第三艦隊司令部が３人のカメラマンで撮影し、関係者のみに
配布した、非売品の写真帳です。
本日は 早いもので、 １９回目の紹介になります。
前回の紹介は、 当時のイギリス海軍 地中海艦隊 旗艦 アイアン デューク
が 満艦飾にて、 答舷礼で 日本海軍 第三艦隊と 皇太子殿下を奉迎で
お迎えした写真まで紹介したと思います。
今日は、このページの写真を紹介します。
この写真は、 撮影場所は、おそらく 御召し艦 戦艦 香取 の
艦尾 甲板と思われ、 右が香取の楽隊と思われ、 一歩前にいる
指揮官が、 海軍軍楽特務少尉 横枕 文四郎 氏と思われます。
左から二人目が、 大英帝国 皇太子殿下 ジョージ殿下と思われます。
タイトルは、 英国皇太子 ジョージ殿下の御来訪とあります。
ジョージ皇太子殿下は、 戦後の今、知る人は少ないのですが、その後、
今で言う、 人妻と駆け落ちして、行方不明となり、 廃嫡となり、
後に、エリザベス２世こと、今のエリザベス女王が即位することになります。
この写真は、鹿島の係留とタイトルがあります。
戦艦 鹿島は、第三艦隊旗艦で、 小栗 孝三郎 海軍中将が
座乗し、 艦長は 小山 武 海軍大佐でした。
この写真のタイトルは、 マルタ総督の来訪とあります。
撮影場所は、 御召し艦 香取の 甲板からと思われます。
この写真の中央の背が高い人が、 １９２１年当時の
マルタ総督 ハーバート ブラマー 総督と思われます。
左が、 メガネをかけた姿の 宮内省御用掛 伯爵 珍田 捨巳
氏と思われます。
撮影場所は、 御召し艦 戦艦 香取 甲板上にての撮影と
思われます。
両舷 前進 微速でマルタ港 入港中の戦艦 鹿島
この写真も、おそらく戦後初めての紹介と思います。
タイトルは、入港せんとする 鹿島 とあります。
随伴艦 第三艦隊 旗艦 鹿島 の ９６年前の姿を知る
詳細な写真となっていて、 価値が高い 写真です。
に後に渡された写真と思います。
今週は、 このくらいにして、 来週は マルタ島での
写真を順番に紹介して行きます。
それでは、みなさん、よい 土曜日の夜をお楽しみください。
【 来週に続く。】
