第3266回 (株)山陽マルナカのみなさんの被災地への商品無料提供、ありがとうございました。 模型公園
みなさん こんにちは模型公園です。 2018年7月14日土曜日の投稿です。
みなさん、お見舞いと激励の投稿ありがとうございます。
落ち着いたら、1人1人に御礼の投稿をしたいと思っています。
【 前話の続きより。】
岡山市の119のお兄さんが、「 今、1人で、みんな出動していて 対応出来
ません。 災害対策本部に電話してください。」と 言われたので、電話を何回か
かけて、やっとつながり、 「 夜が明けたら、防災ヘリを飛ばして、上空から被害
状況の確認、適切な対処をお願いします。
神社には2才未満の幼児2名、低学年の小学生8名、 その他50名ほど避難し
ています。
山の上のここから見ると、約1600世帯のうち、約1000世帯程度、1階が浸水
し、 2階に避難している人、 平屋に取り残されている人がいるようです。
その人達の救助を求めます。
119に電話したところ、対応出来ないと言われ、電話をかけました。
第13旅団の災害派遣をお願いし、ボートによる被災者の救出をお願いします。
私達も、朝食、昼食などはなんとか現地で対応しますが、夜からの食糧、そして
幼児用の紙おむつ、 トイレットペーパーの補給をお願いします。」と申し入れる
と、電話の相手の男性が、「 そこの神社は、岡山市の避難所の指定を受けてい
ないので、食糧品の供給は出来ません。」 と冷たい返事がありました。
これを聞いていたのか となりの主婦の抱いていた 赤ちゃんが 鳴き出して
多いに腹が立ったのですが、役人ともめても仕方がないので電話を切りました。
11時頃、岡山県警の警察官が、ダイビングスーツを着て、駆けつけてきてくれ
ました。
メガネをかけた 警察官の人のお話では、「この神社の周囲半径2キロが
水に浸かっていて、 泥池の中の島のようになっている。」 と教えていただき
ました。
ところで しばらくして夜が明けると、だれに頼まれてもないのに、顔も知らない
名前も知らない 主婦のおばちゃん達が、「 何もありませんが、食べてください。」
と言って、 おにぎりや、漬け物を大雨の中 神社の本殿に持って来てくれました。
そう言う人が、 1人、また1人と現れ、 お昼御飯ではなんとかなったのですが
夜の食事の食材が50名分、確保出来ないと悟ったのです。
いろんな所に電話をかけたのですが、岡山市指定の避難所でないとの理由で
みんな断られました。
避難所に行こうにも 行けない人達を見捨てるのかと1人で腹を立てました。
夕方、どうしたものか、見方、考え方を変えて、なんとかよい方法がないか
と、大雨の中 神社の境内で考えていると、 主婦のおばちゃんが、「 スーパー
のマルナカさんが、食糧品を無料で提供してくれるそうです。」と、嬉しそうに
教えてくれたのです。
冷やし中華のパックと、お豆腐が1つでした。
小学校の低学年の子供達が、 シーン と静かに沈んでいたのですが、
陽気に話し出し、 周囲が子供たちの会話で明るくなっていきました。
いろんな宝石や、絵画や、お茶碗よりも、見ていて 子供の笑顔はすばらしい
とその時感じました。
ところで、取り残されていた人達を救助するのに、岡山県警の人達が数人で
あったら到着できる距離にあるのですが、姿が見えませんでした。
かけようかと思っていたら、泥水の向こうで、73式トラックが見えました。
しばらく経って、 車両の番号プレートを見て、模型公園はすべてを悟り、
多いに反省しました。
プレートは、愛知県の 第10師団で、 いろんな場所のナンバープレートが
ついていたので、 いろんな場所の部隊を集めて、混成部隊を編制し、岡山市
に送ってくれたのだと悟りました。
発生し、 対応出来なかったので、第13旅団司令部から、西部方面総監を
通じて、中部方面総監に依頼が伝達され、6時間もかけて、愛知県から駆けつけ
て来てくれたに違いないと思い至ったのです。
トラックに揺られて6~7時間、到着後、すぐ整列して、大雨の中、救助活動をして
いただいたと悟りました。
そんな出来事で、 平成30年7月7日土曜日の日は 過ぎていきました。
(株) 山陽マルナカ のみなさんの御好意で、大変、大変 助かりました。
岡山県警の数名の警察官の人達の救助活動で、多くの人の心の支えに
なりました。
遠く、 愛知県から、朝、すべてを放りだして、模型公園の家の近くに6時間、
7時間かけて 駆けつけて、ボートで救助活動を行ってくれた、陸上自衛隊の
愛知県の混成部隊のみなさんに 誌面の上で、 厚く御礼を申し上げます。
【 次回に続く。】【 転載 コピー自由 】