第3291回 行政の予算を使用しない防災対策 その8 模型公園

みなさんおはようございます。模型公園です。


                        2018年8月6日月曜日の投稿です。




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   【 平成30年7月7日に浸水した パナソニック工場 南側 岡山市東区 】




【 前話の続きより。】



  岡山県岡山市の平成30年7月豪雨水害と呼ばれる災害の出来事を

 振り返り、至らぬところを検証して未来に生かすことが肝要です。

 本日のお話は、スーパーの無料の段ボールを加工して、避難の有無

 そして 自動車の所有者表示を行うお話です。




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   今回の水害で至らなかった点というのは、避難が完了しているのか、

 避難ができていないのか、 そういう表示が突然の真夜中の水害で出来て

 いなかったと思います。

 極端なお話ですが、 水位が そうーーもう少し上がって、自衛隊の人や、

 消防、警察の人が救助活動を行う場合、大きな手間となるのが確認なのだ

 そうです。

  

  「 この家は、避難しているのか、していないのか、取り残されているのか。」



 どちらにしても、 ドアをたたいても反応がないわけです。

 不動産を壊して入るわけにもいかず、 おおきな救助の時間ロスになるそうです。  




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   文章はどうでもよいと思うのですが、スーパーで無料で持ち帰りのところに

 置いてある段ボール箱のふたをカットして ドアの取っ手か、もう少し高い場所

 に取り付けておくと、 救助活動をする人からすると 大変助かるそうです。

 1軒、1軒確認して回るより、 こうして「避難は完了しました。」と表示してあると

 捜索する時間が短縮できます。

 そして 費用もかかりません無料で出来るわけです。



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上の写真は、数日後、水がずいぶん引いた頃の撮影ですが、国道250線

 南古都バス停西のローソンの前の様子です。

 いきさつは不明ながら、国道にトラックや車が放置され、 運転していた人は

 おそらく避難したのだと推測します。

 国道に 車がエンジンが冠水して動かなくなった、


        「 所有者が誰なのか、 勝手に動かせない。」


こういう事案が多かったそうです。




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    それから、いろんな人が泥水か引いた後も路上駐車する

    そして道路が通りにくくなっていったようです。

    これも 避難したり、駐車したりするときに、 段ボールの蓋をカット

    して、所有者と 携帯電話の電話番号を記載して、フロントガラスの

    内側に置いておくと、 連絡を取ったり、移動させたりするのに大変

    よくわかってよいようです。




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   警察署に通報して、 ナンバープレートから所有者を聞、 それから

  先が つまり電話番号がわからないので、なかなか連絡がつかない、

  国道のど真ん中に停車したままとなっていたり、 いろんなケースが

  あったようです。

  復旧した防災放送で 何回も ナンバープレートを読み上げて 車両移動

  を呼びかける放送を聞いた記憶があります。



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  今日のお話は、 スーパーの無料持ち帰りの段ボール箱の蓋を

  カットして、 避難が完了したのかどうかと、 いろんな事情で車を

  放置して避難するときに、 30秒ほど、何かに連絡先をすぐわかる場所に

  書いて 表示しておく、 そういうお話の紹介でした。



  【 明日に続く。】 【 転載、コピー自由】