第3293回 岡山市平成30年7月豪雨水害の1ヶ月後を総括する。模型公園

みなさん おはようございます。 模型公園です。 



                      2018年8月8日水曜日の投稿です。



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     【 前話の続きより。】


   岡山県岡山市東区の平成30年7月豪雨水害の原因は堤防が決壊して

 東側に砂川の川の水があふれたのが原因でした。

 その原因の素因は、砂川の曲線の部分に長年砂が堆積し、その上に草木

 が自生し、 川底が浅くなっていた為に、直線部分の川の流れではそうでも

 なかったのですが、浅くなっていた為、水位が左右に広がるところがないので

 上昇していった。



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長年、放置されていた雨水による堤防の浸食部分に川の水が洗うように打ち寄せ

堤防の上のアスファルト舗装が 2018年7月7日 深夜の1時30分頃崩壊し、

アイスクリームが溶けるように 堤防が濁流に洗われて 崩れていったのが素因

のようです。



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   上の写真の白い砂が飛び散った川砂で、静かな水田が30分ほどで

  水没して、その後 湖のようになり 水位が3,3メートル程度急上昇し、

  市街地に道路を水路のようにして流れ込んでいったのです。

  1600世帯の内、 1000世帯以上水没し、 車が1000台以上水没して

  スクラップになると言う 国民にとっても大変経済的に打撃を与えた水害で

  した。


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当家の被害は現在集計中ですが、 水没した商品は約2千点、その他家財を

含めると400万円以上の損害と見込まれています。

人によっては、車が3台廃車になったとか、もっとひどい人もいらっしゃるようです。

単純に 400万円の1000世帯をかけ算すると、損害金は40億円程度となります。

おそらく、大型スーパーや、銀行、郵便局などの金融機関、 パナソニックの大規

模工場や、飲食店などの損害を加えると、約50億円程度になっていくのではと

推測しています。



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    その後も 本棚やタンスの裏側、畳などにカビの被害が続いています。

   大きな災害の後には、 必ず自殺する人が出る様です。

   それを防ぐには、ご近所どうしの助け合いが1番のようです。

   当家も、商品が大量に水没してダメになり、資金が大変心配です。



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 水害発生から1ヶ月が過ぎました。

 どういうわけか、暑いのに 足が避難していた北居都神社に向いて

 しまいました。



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   ここに前触れ無く、2人の赤ちゃん、8人の小学生、そして男女あわせて

  真夜中に50名ほどが避難のため押しよせました。

  この神社の坪田宮司さんには大変なご迷惑をかける事になりましたが、

  水道と電気とトイレがあり、避難してきた人は多いに助かったようです。

  僕は外に出て いろいろやっていたので、中で過ごす事はすくなかったの

  ですが見ていたら昨日のことのように思い出されます。



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  北居都神社の宮司 坪田さんに被災者の1人として 感謝をし、御礼を申し

 上げ、また、夜電気をつけて堤防の仮設復旧工事を行ってくださった関係者の

 みなさんに御礼を申し上げます。


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   川の底に堆積物がたまって 川底が浅くなると、大水が出ると水位が

 あがるわけで、 この点について 岡山県知事、岡山市長にも、災害の原因

 をよく把握して、行政を進めていただきたいと国民の1人として請願します。

 この点について、東京から 衆議院議員の津村 啓介先生に岡山県に陳情

 いただき、 岡山市 市議会議員 高橋 雄大 先生には、被災者が速やかに

 損害保険金請求の手続きを行えるように罹災証明書の早期交付を岡山市

 行うよう岡山市長に陳情していただき、 休日返上で業務にあたっていただい

 た岡山市の職員のみなさんに御礼を申し上げます。




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       北居都神社で、 避難をした時の御礼を申し上げ、みんなが

      平穏に安寧に暮らしていけるよう手をあわせてお祈りしました。

      みなさんには、激励やお見舞いのコメントを頂戴し、大変勇気ずけ

      られ、有り難く思っています。

      誌面を借りて、御礼申し上げます。

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      ところで 今回の水害で すってんてんになった模型公園の家ですが

      逃げずに この地にとどまり、最後まで頑張ってみようと思っています。




   【 明日に続く。】 【 転載、コピー自由。】