第3375回 皇太子 東宮裕仁殿下訪欧記念写真帳を楽しむ。模型公園
みなさん こんばんは模型公園です。 2018年10月13日土曜日の投稿です。
今から97年前の大正10年3月から9月まで行われた 当時の皇太子 東宮
裕仁殿下の訪欧の写真を毎週土曜日の夜に紹介して行くコーナーです。
今日は 56回目の紹介となります。
この写真帳は 日本海軍の第三艦隊の司令部附きのカメラマン 3名によって
撮影された写真を編集した物で、非売品で数が少なく 貴重な写真帳です。
みなさんにも 一緒に97年前を楽しんでいただけたらと思います。
本日は 大正10年6月2日 午前11時頃撮影したとされる パリの
イギリス訪問では、海軍の軍服姿が多かったのですが、 フランスに移動
すると 陸軍の軍服姿で祭文を読み上げられたようです。
パリの無名戦士の墓というのは、日本で言えば 靖国神社のような
そういう場所であったそうです。
上の写真は、パリの市役所を訪問された時の写真の様です。
現在の日本で言えば、 東京都庁を訪問されたと言えばわかりやすいと
思います。
当時、パリの市長さんに 歓迎を受けたそうです。
こちらは エッフェル塔に登られた時の様子です。
言い伝えでは、 ここのお土産品に興味がわかれて、買いたいとご希望が
あったそうで、 その内容は、パリの名所の絵はがきだったそうです。
ところが当時、 珍田伯爵以下、随行の人達は、フランスの紙幣を持って
いなかったそうです。
うそのような 本当のお話で、時事新報の記者の後藤記者がお金を立て替え
られて支払いをしたそうです。
東宮殿下がほしくなった絵はがきとは、どんな絵はがきだったのか、僕も見て
見たいですね。
【 来週に続く。】