第3457回 岡山市東区 砂川堤防崩壊現場施工状況 模型公園
みなさん おはようございます 模型公園です。
2018年12月16日日曜日の投稿です。
被災者と その関係者のみなさんにお知らせします。
砂川の堤防の崩壊現場の作業は、12月10日の月曜日から鋼矢板の打設
作業が始まりました。
上の横断図の右下の ブロックの基礎を造るのに、地面を床堀する
必要があるのですが、河原は水分が多く、土砂が崩壊して作業する人
が土砂崩れで生き埋めになる危険があります。
そこで、掘った場所の 崩壊防止の為に、鉄の板を打ち込んで仮設で
補強する作業を開始したようです。
上の画像の 鉄の長い板が鋼矢板【 こうやいた】 と呼ばれる品です。
これを 現場で位置を出して、 基礎床堀する場所の西側に、つまり河側
に 作業スペースをあけて打ち込んでいきます。
青いクレーンは、 通称 ラフターと呼び、正式名称は 25トン
ホイールクレーンと呼びますが、これで 矢板を吊りあげて、 振動
を加えながら地面に打ち込んでいきます。
今週は、こういう作業が現場で行われました。
水の多い場所は、地面を掘ると 水が沸いて出て来るので
排水を行いながら作業するようになって行き、大変な作業で
掘って 地面が液状の場合は、取り除いて 土の置き換えや、
砕石 C40を入れたりして その上に均しコンクリートを打設
してブロックの基礎を造ります。
それを行わずに 施工を進めると その先どうなるかというと、基礎とブロックの
重みで、地盤沈下を起こして、構造物が沈んで ブロックに亀裂が発生する
現象が発生します。
よくあるトラブルで、1度 地面を掘って 型枠を起こす前によく確認して
岡山県にも立会で確認していただいて、 次の工程に進む必要があると思い
ます。
「 みんな がんばろう にゃん。」
【 次回に続く。】 【 転載、コピー自由です。】