第3500回 岡山市東区砂川堤防崩壊現場施工状況1月19日模型公園


みなさん おはようございます、 模型公園です。


                          2019年1月20日日曜日の投稿です。





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                【 2019年1月17日木曜日の撮影です。】



       西日本豪雨災害で被災された 岡山県岡山市東区の2230世帯

      の被災者とその関係者のみなさんにお知らせします。




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        砂川の 堤防崩壊現場では、 崩壊場所のみですが部分的に

        基礎床堀作業がほぼ完了しました。

        土曜日から、おおよその床堀した場所での整正と、東側の

        鋼矢板打ちが始まりました。



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               作業は どんどん進んでいます。




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             河の中の下を床堀した残土の仮置き場です。




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    粘度のようにネバネバです。

    こういう残土を 残土処分地に持っていって、埋め立てた後、上に何か

    例えば、住宅などを建てたりすると、家が傾いたり、沈下したりする原因

    になります。

    こういう残土の上に 上のコマツのPC200 というバックホゥを停車させて

    おいて、雨が降ると、 重機が沈んで キャタピラを回しても 空回りして

    前にも後にも進めなくなるので 現場では要注意です。



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            【 2019年1月19日 土曜日 撮影 】


    1月18日の金曜日から 東側の堤防の外に 鋼矢板の打設作業が始められ

    ました。



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   この作業は、 仮設土のうを撤去した時期に増水して、 再度水害が

   発生することを防止するために、 土のうを積んだ場所の東側の外側

   に鉄板の板を打ち込んで、その防御とする仮設工事です。


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    こんな感じに、 25トンのホイールクレーンの補まきと呼ばれる小さな

    フックに まず 鋼矢板を吊して、 下の既に打ち込んだ矢板に側面を

    人力で合わせます。

    そして、 主まき と呼ばれる 大きなフックに吊っているバイブレーターで

     「 かんかんかんかんかんかんかんかんーーーー。」と打っていきます。



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   みなさん 見ていると 興味が尽きないのですが、施工現場や

   危ない場所にはみなさん近づかないようにお願いします。

   この作業、どんな危険があるのかと言えば、 クレーンが左右に

   倒れる、 下の地盤が軟らかいので、アウトリガと呼ばれるクレーンを

   固定する4本の足があるのですが、地面に沈み込んで 倒れる事故が

   多発しています。

   それから、クレーンのフックにひっかけた ワイヤーが突然切れて、大きな

   吊り荷が落下して、 作業員が下敷きになって圧死するという事故が多数

   発生しています。



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    こう言う事故を 少なくするには、クレーンの旋回範囲には近づかない、

    それから、吊りにの下には 絶対入らないということが重要です。

    どうしても 玉掛けが必要ですので 作業員は荷物に近づく必要が

    あります。

    移動式クレーンのオペレーターは視力を集中して、 玉掛けが済んだら

    作業員は、 吊り荷の下から 速やかに退避して、 距離をとって作業を

    進める事が望ましいとされています。



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             今週の 現場の作業状況のお話は以上です。



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                みんな がんばろうにゃん



        【 次回に続く。】【 転載、コピー配布自由です。】