第2548回 昭和の伝道師【 戦中、戦後のパイロットの物語 】
2019年1月22日火曜日の投稿です。
【 前話の続きより。】
百武 三郎 海軍中将を先頭に、三重県の伊勢 神宮に参拝した私達海軍兵
大湊 付近の海域を離れていったのです。
当時、以前紹介したように、行き先など知らされず、 「 横須賀に戻るんやろ。」
と周囲と話していたのを記憶しています。
ところが、 「 おい、 進む方角が違うようだぞ。」 と、まあ こんなお話しが
当時ありまして、 「 どこに連れて行かれるんかいな。」 と不安に感じていた
のです。
艦隊は、北へ、北へと進んでいるようで、 左弦に ずっと 三重県の陸地
が見えていたので、 愛知県の名古屋沖に向かっていると悟ったのです。
ところで、次の停泊場所は、 愛知県の 名古屋であったのです。
私達の 卒業アルバムのような写真帳から、次回、大正13年頃の名古屋
を訪問した写真などを紹介したいと思っています。
残っておりまして、そう言う場所を見学と称して、見物して楽しんで行ったの
です。
【 明日に続く。】