第3545回 岡山市東区砂川堤防崩壊現場作業状況2月23日 模型公園

みなさん おはようございます、模型公園です。2019年2月24日日曜日の投稿です。





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                 【 2019年 2月23日 土曜日撮影 】


  岡山県 岡山市東区西日本豪雨水害の2230世帯の被災者のみなさんと

 その関係者のみなさんにお知らせします。



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     堤防崩壊現場から北側から楢部橋までの区間の鋼矢板の打設

     作業が開始され、 どんどん作業が行われています。


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   この作業は、 砂川の中を床堀するのに、軟弱な川砂の側壁が

   崩落して 作業員が生き埋めになるのを防止する為に補強で

   打ち込まれる作業です。

   この鋼矢板を打設して、 その後 東側、 つまり堤防側の地面を

   掘る作業に入る準備です。


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   上の写真は 2月21日木曜日の作業の様子です。

   どんどん 北側に作業が進められています。


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  堤防崩壊現場では、昨年の7月の仮設作業で置かれていた、土のう

  袋を撤去して、 その後に応急で盛土していた土をダンプカーに積み込む

  作業が行われています。



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   この写真は 2月23日土曜日の正午前の撮影の写真です。

   白い 現場監督さんの軽自動車が停車しているのが堤防の天端の

   道路です。

   どんどん 土を ダンプカーで出して、 地面が下がっているのが

   よくわかる写真です。


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      堤防の築堤は、 土木の教科書では、下の床をきれいにして

      その上に20センチ厚で、土を敷ならしを行い、そしてローラー転圧

      して締め固めを行う。

      そして その後、 また 土を20センチ厚で敷ならしを行い、

      そして又、ローラーで転圧して締め固めを行うことを繰り返して

      行く事になっています。

      それがよくわかるように、トンボ と呼ばれる 丁張【ちょうはり】を

      側点ごとに設置して 写真を撮影していくことになっています。



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     ずさんな事を行って、 ただ土を置いただけで 「出来ました。」

     などと 申し立てると、その先、どうなるかというと、雨が降って

     堤防の土が濡れると、 含水比が上昇して、 そして数日後乾くと

     堤防の土が収縮して 堤防の天端が沈下する現象が発生します。

     そういう事情で、 ただ 盛土した土を1度撤去して、 土台から

     ちゃんとした工法で作り直すために、緊急の仮設で盛土した部分を

     取り除く作業を行っています。


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      「 おゃっ。」 と 工事現場の水面を見ると 小ガモがスイスイ

      泳いでいます。

      かわいいですね。


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      砂川の堤防工事現場の近くには、 ヌートリアの親子や
   
      鴨の親子が暮らしているようです。


   【 次回に続く。】 【 転載、コピー自由です。】