第27回  日本海軍駆逐艦 あやなみ 2011年12月19日 就役

読者の皆さん、こんにちは、今日は、自宅から車で1時間程度離れた町に、御抹茶の粉を近所の人に頼んで、
 
ついでに買って来ていただいたので、久方ぶりに、御抹茶を立てて、飲むことにしました。
 
少し、遠いいところにお店があるのですが、お茶の葉を目の前で、石臼でひいてくれるので、感じの良い、新鮮な
 
粉です。
 
筆者は、リサイクル市場で、二束三文で手に入れた、木地の棗を愛用しています。
 
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なつめも、高い物は、何百万円もしますが、筆者は、木の模様が美しい、木地が好きなのです。
 
汚れて、ゴミのように扱われて、かわいそうな待遇でしたが、筆者の手元に来てからは、VIP待遇で、毎日のよう
 
に表面を磨いてもらって、わびた良い色具合になってきました。
 
今日は、団子と、抹茶のおやつになります。
 
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この見慣れない、茶碗は、油滴天目茶碗と呼ばれる種類の茶碗で、鎌倉時代に、日本に中国から伝来し、国宝
 
になっています。
 
室町時代の応仁の頃、慈照寺 銀閣寺が出来た頃などは、となりの東求堂で、将軍義政公が、おやつの時間
 
に、お茶を飲む習慣が出来たのですが、当時は、こういう天目茶碗で、お茶を楽しんでいたそうです。
 
鎌倉時代の天目茶碗の本歌が、売りに出たら、2億とか、それ前後するそうですが、筆者のは、昭和の頃の写し
 
物で、これもかわいそうに、ひどい扱いを受けていたのですが、筆者のところに来てからは、大切な扱いを受け
 
ています。
 
今日は、駆逐艦 あやなみが完成しました。
 
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駆逐艦あやなみは、昭和3年4月20日に、大阪の藤田造船所で進水しました。
 
吹雪型の11番艦です。  太平洋戦争時は、マレー、インドネシア方面に、出陣し、活躍していました。
 
1942年11月14日の深夜、作間中佐を艦長にして、トラック島を出撃、ガダルカナルを目指す、近藤中将の
 
第2艦隊の先鋒兼、偵察として、単身、ガダルカナル島の対岸のサボ島に進出、新鋭戦艦、ワシントン、サウス
 
ダコタほか、4隻の米戦艦艦隊と、会敵、綾波1隻で、戦闘が開始されました。
 
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水雷戦隊の得意の夜戦で、切り込みを行いましたが、すでに相手はレーダー射撃を完成させていて、次々
 
あやなみに対して、一斉射撃してきます。
 
上手に回避運動しながら、魚雷発射、全砲門で、反撃開始、「相手は大物ぞー。」と作間中佐がさけびました。
 
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あやなみの攻撃で、敵駆逐艦、プレストン 大破離脱、駆逐艦 ウォーク沈没、 駆逐艦 ベンハム 沈没、
 
敵に大損害を与えましたが、新鋭戦艦ワシントンなどの艦砲レーダー射撃で、綾波は、火だるまとなり、火災発
 
生、救援のうらなみが到着したときには、沈没していたそうです。
 
こんな、武勲話しのある、あやなみの模型です。手頃なキットで、費用は、千円程度で、製作期間、2日程度で
 
す。
 
年末は、読者のみなさん多忙と思いますが、時間があったら、模型を作ってみていただけたらと思います。