第34回 【プァンッアーフォー鉄の棺桶になろうとも】を偲ぶ。
読者のみなさん、こんばんは、今日は、次から次えと、色々ありまして、少しブログ更新が遅くなりました。
「ひいー、」もう晩ご飯のお時間です。
そろそろ苦痛の手紙の季節です。
筆者は、基本的に年賀状は書かないことになっているのですが、一人例外で、近所の友達が、お父さんの転勤
で引っ越しして、他県に行ってしまい、最後のお別れの時に、年に1回、年賀状を出し合う約束をしました。
年賀状を受け取るたびに、年賀状を書いていると、郵便局が儲かるだけで、貴重な、冬休みの時間が、なくなっ
てしまいます。
そんな事情で、年賀状は事前にお断りして、電子メールの挨拶程度にしています。
年賀状を出し合う約束をした友達は、第1話で、お父さんがヒットラーの本を集めていて、紙で出来た、隼の模型
を本棚に飾っていた、友達で、元気にしていますかねえー、あれ以来、電話で話しをしたこともなければ、
あったこともないのですが、年賀状のやりとりだけはしています。
筆者のお気に入りの文房具です。 来年は辰年です。
ドラゴンの模型キットを思い出すのは筆者だけでしょうか、お気に入りの筆立てです。
見ざる、言わざる、聞かずの筆置き、600円で、買って愛用しています。
硯は、薄い緑色の緑端の蘭亭硯を愛用しています。
時々、水に沈めて、石の模様を鑑賞しています。小さな硯で、かわいい硯です。
筆入れは、象牙の削り出しの筒を使用しています。
筆の大きい方は、なくなった故人から、譲り受けた昭和初期の80年前の中国の羊毛の【りていわ】の筆を使用し
ています。小筆は、これも譲り受けた、文革後の中国の上海工芸の羊毛の筆を愛用しています。
羊毛の筆は、扱いが難しいのですが、筆圧をかけて書くとき、食い込んだ線が出るので、愛用しています。
今日は、長次郎の黒茶碗、【かせぐすり】の昭和の写し物のお茶碗で、お茶をいただきます。
今日は、心がざわついているので、お茶の良い泡が立ちませんでした。心がすぐ泡となって現れます。
ぼみが、ちょうど手を添えると手おきの良い大きさで、大きすぎず、小さすぎず良い茶碗です。
【かせぐすり】の由来は、表面がすれて、がさがさしているとこからきているとされていて、詫びた黒茶碗です。
今日は、瀬戸内海の大長と言うところの島で取れた、ミカンでお茶をいただきました。
今日は、旧軍物が続くと、退屈される読者がいらっしゃると思いまして、ドイツ軍物のお話です。
先週紹介した、今から35年前の小林源文先生の黒騎士物語の第2話です。
先週バウアー中尉が、砲塔の車長用ハッチをT34の砲撃を受けて、頭部を負傷して意識を失った話しをしたと
思いますが、結局、失明して、眼帯をつけて、野戦病院から帰ってきたとこから話しが始まります。
模型で再現すると、こんな感じでしょうか、
大破した、4号戦車を、整備中隊から、引き取って、前線に向かいます。
前線に向かう車中での会話で、バウアー中尉とクルツ上等兵は、T34と、4号戦車の相違点を話し合います。
車高は、そんなに変わりませんが、キャタピラの幅、砲塔の形状、ずいぶん違います。
バウアー中尉のお話によると、T34の長所は、燃えにくく、燃費の良い軽油を使用している点、ドイツ戦車は
燃えやすい、ガソリンでした。
砲弾をはじく、お椀のような丸い傾斜した装甲、泥沼や、雪でも沈みにくい、幅の広いキャタピラ、
欠点として、車長が、砲手を兼務していたため、反応が鈍く、砲弾を床下から、取り出すため、装填に時間がか
かる等の欠点があるので、欠点を突いて、攻撃する戦法の説明が、4号戦車の車中で、行われました。
黒騎士中隊は、パンッアーカイル戦法で、敵の一角を、集中攻撃していきますが、敵のT34の数が多く、
無電で、パンッアーファーストに救援を求めますが、返信で「黒騎士ヘ、本店は、客でいっぱいだ、ボーイを回せ
ない、ウェイターの到着まで、客をくいとめろ。」と命令が来て、激戦を繰り広げますが、集中砲火を浴びて、黒騎
士中隊は、戦車を7両破壊され、兵士28名の大損害を出して、露助は、退却していきました。
東部戦線での黒騎士の苦しい戦いは、今後も続いていきます。
ま、こんな具合が、第2話のストーリーです。皆さんも良かったら、黒騎士物語を買って読んで、ドイツ戦車を
プラモデルで、作ってみていただけたらと思います。
マンガを読みながら、模型で遊ぶのは、筆者は大好きで、あっという間に時間がたってしまいます。
それでは、みなさん良い夜をお楽しみください。