第39回  映画 地獄の戦線を偲ぶ。

読者の皆さん、こんばんは、本日まで、ブログ投稿を休みにする予定だったのですが、一通り、心当たりを托鉢
 
して回り、お布施の集金が終わりまして財布の中も、資金が何とか出来まして、やれやれです。
 
読者に今日ご紹介するDVDは、映画【地獄の戦線】です。
 
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その前に、今日のおやつの紹介です。
 
最近、イギリス製の1912年製のテイラー&ケイトのティーカップを二束三文の500円で、入手しました。
 
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暖かい、ストレートティーと、150円のショートケーキとで、楽しみます。
 
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1912年というと、今から100年ほど前に、イギリスで作られたカップ、1式で、3点とも5576と番号があります。
 
ま、美術的価値は、置いといて、お茶を楽しむには、良い物が、手に入りました。
 
遠くに埋もれていても、良い物は、ピピ と来ますので、新年早々、豊かな気持ちで、いっぱいです。
 
話しは、もどりまして、地獄の戦線は、昭和30年頃作られた映画です。
 
あらすじは、テキサスの田舎の子だくさんの農家の長男に産まれたオーデイは、中学生の頃、父親が、出稼ぎ
 
に行って、帰ってこなくなり、手紙も来ず、母親と2人の弟、1人の妹とともに、貧乏に暮らしていました。
 
食事代をかせぐために、ライフルで、小動物を撃って、食事のおかずにしたり、近所で、農作業を手伝って、家計
 
を助けていました。
 
母親が、仕事の過労で、病気になり、倒れて、寝たきりとなり、オーデイは、中学校をやめて、朝早くから、晩遅く
 
まで、農場での重労働をがんばるのでした。
 
一緒に見ていた、観音様は、「まあーかわいそうに。」  しくしくと涙が出てきました。
 
そのうち、病気の母親が他界してしまい、残された、幼い弟二人と妹を抱えて、大変な暮らしが続きますが、生活
 
出来ず、幼い兄弟は、児童施設に引き取られることになりました。
 
妹が、「お兄ちゃん。」とまとわりついてきます。
 
この姿に、さらに涙、涙、の連続です。
 
筆者も、観音様も、こういうのを見ると涙が止まらなくなるのです。
 
近所の家のラジオで、日本との戦争が始まったことを知り、海軍に志願しますが、16才で、相手にされず、
 
海兵隊の募集に志願しますが、年齢を理由に許可されず、最後に、やっと陸軍の二等兵で、採用されました。
 
背が小さく、中学生程度の兵士に、みんなは、「ボーイスカウトのお出ましだぜ、子守が必要だ。」と陰口を
 
叩きますが、ど根性でがんばり抜いていきます。
 
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オーデイの特技は、動く相手に、ライフルで射撃して、当てる技で、狩猟の経験を生かして、活躍します。
 
北アフリカ、シシリー、イタリア、フランス、と転戦、24個の勲章を授与され、中尉にまで昇進する実話です。
 
ドイツのMG42機関銃を奪って、左手で、ベルトを給弾しながら、ドイツ兵に対して、射撃しながら突撃、陣地を
 
占領したり、ドイツ軍に、戦車が撃破され、みんな退却する中、燃える戦車の上から、機関銃でドイツ軍一個小隊
 
相手に、砲塔の上から、一人で撃ちまくり、撃退するなど、武勇伝が、次々と紹介されます。
 
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兵隊の給料は、全額、孤児院の弟、妹に送ってがんばる姿に、大隊の中佐や、中隊の上官も感心、観音様も感
 
心するのでした。
 
16才で、入隊して、中尉で21才で、除隊して、ハリウッドで俳優になり、本人が出演しているので、良く出来てい
 
ます。
 
模型で、すこし再現してみました。
 
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        戦車は、ドイツ戦車役で、ウオーカープルドック、米軍は、シャーマンその他です。
 
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              砲塔の上の機銃で、一人で、多数の敵と対時、こんな感じか、
 
戦後、10年の頃の映画のため、軍装などは、実物、忠実です。
 
ドイツのヘルメットのように、アメリカ兵のヘルメットに部隊マークが、側面につけられていて、模型作りに
 
参考になります。
 
1度米軍のモデラーの人には、見ていただいて、模型作りで、参考にしていただけたらと思います。 
 
よかったら、筆者にだまされたと思って、1度この映画を見ていただけたらと思います。
 
後悔はしないと思います。
 
新年ですので、銃器のコレクションの手入れをすることにしました。
 
実は、ずいぶん前に、テレビ映画の【コンバット】を見て、ドイツ兵が、「ヘイ、アメリカーナ。」と叫んで、MGを
 
撃ちまくる姿の画像に感激して、貯金、手持ちのお金、全財産をはたいて、購入した軽機関銃です。
 
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これは、本物のMG42を、イギリスで、撃てなく、加工して、税関の検査を受けて、輸入された、無可動銃です。
 
中身の部品が無くて、外観のみですが、ストックなどは、本物そのままで、小傷があって、モデルガンとは、ひと
 
味違います。
 
法律で禁止されている部分は、溶接で動かなくしてあり、悪い事は出来ないように加工してありますが、
 
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画像のように、2脚とか、照準とかは、可動します。
 
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全部で、重量が20キロほどあり、下の画像のように、片手で、これを持って、片手で、弾を給弾する、
 
筆者には出来ないですねー、射撃の反動もあるでしょうし、
 
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このMG42、敷島のお父さんに、構えて射撃していただくと、よく似合うと思うのです。
 
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音がしないので、口で、「だだだだだだだだー。」と叫ぶしかないのですが、プラスチックのモデルガン
 
よりは、迫力、重量感があります。これを布で、拭き拭きしていると、観音様が白い目で見つめるのでした。
 
今日の歩兵32師団 広報所の上等兵殿のアンケート投票で、使用して戦いたい小銃で、38式歩兵銃で、
 
投票をしたのですが、このMG42もいいですねー、読者の皆さんも、左の友達一覧の、横山上等兵殿の所をク
 
リックして、アンケートに参加していただくと良いと思います。      しかし、担いで移動するのは大変です。
 
将来、キューベルワーゲンのレストアを購入して、このMG42と、マゥザー98Kを積んで、走りたいですねー。 
 
コレクションとしては、人が持っていない物を所有したいのが、人情ですが、去年雑誌に紹介されていました   
 
が、埼玉県に、88ミリ砲の無可動の高射砲を車輪附きで、所有している方がいらっしゃるようで、筆者も、
 
ぜひほしいのですが、お金と保管の場所がないのが残念です。                             
 
それでは皆さん良い夜をお楽しみください。