第41回 【そして800号は、罠にはまった】を偲ぶ。

読者のみなさん、おはようございます。今日も上半身裸になり、庭で乾布摩擦、元気に健康で、1月6日を迎えら
 
れました。
 
朝の四時半、真っ暗な朝ですが、神様に感謝、感謝。
 
新聞配達のおじちゃんが、「この寒いのに、変なの。」というような目線で、筆者を見ていきました。
 
ま、我が道を行くです。
 
朝、湯を沸かして、好みの茶碗に、お茶を点ててみました。
 
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横の、楽焼の平皿の上に載っているのは、広島県の沼隈産のミカンですが、サイズが小さいのは、売り物になら
 
ないとかで、廃棄されます。
 
もったいないので、いただいてきました。
 
結構甘くて、良いミカンです、もったいない、無料と聞いて、尚、美味しく感じます。
 
左の黒の楽焼のお茶碗は、【かむろ】という名の、茶碗の昭和の写し物です。
 
【かむろ】というお茶碗は、いまから400年ほど前に、千利休が、長次郎という陶工に、作っていただいた、名物
 
で、代々、表千家に伝来している秘蔵の名椀、毎年の新年の2日に、一門のみ招いて催される、初釜の茶事に、
 
1日のみ使用される、お茶碗です。
 
筆者は、テレビで見ていてほしくなりましたが、売りに出るわけもなく、そうですねー、3億円は、お金が動くと思い
 
ます。
 
現代の作家の人が、写したのを、手に入れて、楽しんでいます。
 
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黒い地に、全体にうっすらと、茶色の釉薬がかかり、何とも良い色、形をしています。右の真ん中が、少しへこん
 
でいますが、ここに、左手を持ってきますと、しっくりと手持ちが良いです。
 
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           本日は、比較的、雑念がなかったのか、穏やかなお茶が立てられました。
 
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                  2011年1月6日に完成就役した日本海駆逐艦 ひびき です。
 
ひびきは、昭和8年3月31日に、舞鶴海軍工廠で完成し、第6駆逐隊に所属して、活躍しました。
 
太平洋戦争初期は、マレー、ジャワ方面に出陣、昭和17年6月、キスカ攻略作戦に参加、空爆を受けて、
 
船首が切断し、大破しましたが、なんとか大湊に帰還し、沈没を免れました。
 
昭和18年7月に、キスカ撤退作戦に参加し、その後、北方方面で、活躍しました。
 
終戦まで、沈没しませんでしたが、戦利品として、ソビエトに没収され、その後は不明です。
 
そんな履歴の駆逐艦です。
 
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           艦橋が、二段になっています。極寒の中の見張りには、重宝されました。
 
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           露助に、没収されて、その後どうなったのでしょう、「かえせー。」と言いたいです。
 
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          今日のお話は、小林源文先生の黒騎士物語の第3話の紹介です。
 
 
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 戦車800号車の操縦手、ハンス上等兵は、家族が住んでいるハンブルグが、空襲で全滅したときいて、心配で
 
たまりませんでした。
 
黒騎士中隊は、線路の土手の手前まで来て、停止し、指揮車両の800号車が、バウアー中尉の指揮の下、
 
1台だけ土手を越えて、偵察に出ましたが、下が沼地になっていて、身動きが出来なくなりました。
 
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そこは、ソビエトのパック【対戦車砲】の罠だったのです。
 
黒騎士2が、援護に近づいてきて、バウアー中尉が、「来るなーワナだぞー。」と叫びますが、露助のパックに
 
撃破されてしまいます。
 
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黒騎士1号車は、反撃に出ますが、第1弾は、クルツ上等兵が、留弾でなく、徹甲弾を、装填し、射撃してしまい、
 
貫通して、後方で破裂して、被害なし、すかさず第2弾を装填、射撃します。
 
露助のパック【対戦車砲】も、集中攻撃をかけてきます。
 
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なんとか、撃破して、黒騎士3号車に、ワイヤーを掛けて、牽引してもらって、沼から脱出したのでした。
 
ケッテンクラートに乗った、郵便配達が到着し、ハンスは、女房からの手紙を受け取って、安堵したのでした。
 
黒騎士中隊の東部戦線での厳しい戦いは、続くのでした。
 
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写真は、筆者の好みの4号戦車です。車体番号が、黒騎士をまねて、800号車になっています。
 
この黒騎士物語を、アニメ化して、テレビで放送してもらうと、へんな番組よりも、視聴率がとれて、ドイツ戦車
 
ブームがくると思うのですが、読者はどう思われますでしょうか、なんともいえない、良い姿の4号戦車です。
 
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皆さんも、明日から三連休ですので、4号戦車のモデルによかったら、挑戦してみてください。
 
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筆者は、この4号戦車の模型を大切にしていて、時間があるときには、出して、一人で楽しんでいます。
 
もう一度、ドイツ戦車ブームが来てくれればと思っています。
 
それでは、読者の皆さん、良い金曜日をお楽しみください。