第49回 【護衛艦 いせ】を製作する。初心者のための手引き、その7。

みなさん、おはようございます。2012年1月13日金曜日の朝を健康で迎えられました。
 
神様に、感謝、感謝。
 
今日も外で、上半身裸になり、乾布摩擦、身が切れそうな寒さですが、眼が一発で覚めました。
 
護衛艦 いせ の記事も、7回目になりました。
 
がんばって、追い込みに入ります。
 
                           素組完了全景
 
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          ある程度、部品の状態で、塗装をしていますので、補正の塗装のみですみます。
 
 
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                  船底の塗装の補正塗装を行います、 船底は、黒色です。
 
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どうしても、他の色がついたり、接着材がついたのを丁寧にカットして、黒を楊子で塗っていきます。
 
 
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              手が震えたら、二度手間になりますので、集中して塗っていきます。
 
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                       こんな感じで乾燥させます。
 
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       作業の工程として、なるべく同じ色は同じ日に、まとめて塗ってしまうと段取りが良いでしょう。
 
       その分、時間が有効に使えます。
 
       煙突部分は、筆と、楊子で塗装します、色の変わり目の境目を楊子で、縁取りした後、筆を
 
       使用すると良いでしょう。
 
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               こういう上空からの写真を参考に、楊子と筆を進めていきます。
 
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                  白い通信用のドームは、楊子で、白く塗装していきます。
 
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           煙突部などもどんどん補正の細かな作業を続けていきます。
 
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スパイレーダーは、白でなくグレーでなく、中間の色なので、ニュートラルグレイを薄めて塗装しました。
 
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      こういう、海自独特の薄い赤い機具もチェックして、艦橋の窓も補正塗装していきます。
 
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艦橋の窓は、黒とガンメタルの混合液を使用しました。
 
昨日の投稿の意見で、ブラックを窓の塗装で使用してはと、ご意見をいただきました。
 
これも一つの方法で、いろいろな方法があります、いろいろとブルーとか、白とか、黒とか、試してみてはと思いま
 
す。
 
又、本来は、海水の塩による、茶色のサビを、碇の部分とか、船体側面に施すことを 汚し塗装と言います。
 
通常は、工程上、この段階で、汚し塗装を行いますが、今回は、進水して就役したての状態のモデルのため、
 
あえて、新品の状態での塗装設定のため、汚し塗装は、しないことにします。
 
好みによっては、エッチィングパーツと言って、真鍮の手すりとか、ワイヤーを張る技法がありますが、いきなり
 
難しい説明を行うのもどうかと考えまして、一応、キットをそのまま組み立てて、又の機会にしたいと思います。
 
 
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写真を見ていただくとわかると思いますが、本来は、飛行甲板を接着するキットのため、中央にゆがみと隙間
 
が出来てしまいます。
 
それを飛行甲板の下部に、自作の部品を取り付けて、凹凸にして、補正してやります。
 
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            この自作の部品を取り付けて、着脱が、スムーズに完璧になりました。
 
                         工種     区画線工
 
 
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          サンドイッチの入っていた、プラスチックの容器を捨てずに筆者は利用しています。
 
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           うう、40%引きのシール 貧乏な暮らしの象徴のような裏面、はずかしー。
 
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このサンドイッチの容器は、飛行甲板の長いデカールも十分入る大きさ、リサイクルで良いと考えています。
 
ここで、大切なのが、水の温度です。
 
冷たい今の時期の水温は、シール貼りには、向いていません、用心しないと製品によっては、パラバラに分解
 
する場合もあるため、だいたい、30度前後のぬるま湯を使用すると良いようです。
 
 
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白い線が、斜めになったりするといけないので、目立たないように薄く、鉛筆で線を引いて、貼るのも一つの方法
 
です。
 
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筆者の苦手な、ヘリコプターのデカール貼り、角材を取り付けた凸部を写真のように利用して、作業します。
 
筆を置いたり、ヤスリを置いたり、便利です。皆さんも良かったらやってみていただけたらと思います。
 
 
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海上自衛隊の文字のデカールは、指では対応できないので、細いピンセットを使用したら良いでしょう。
 
 
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                         こんな具合に、貼っていきます。
 
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      飛行甲板に、ヘリコプターや、垂直離着陸機、牽引車などを置いて、飾り付けしてみました。
 
 
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            DDH 182  いせ   飛行甲板は、所狭しと、航空機でいっぱいです。
 
 
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           F35垂直離着陸機の周囲には、整備用の高所作業車を置いてみました。
 
 
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        エレベーターから、牽引車と一緒に上がってきた、シーハリアー垂直離着陸戦闘機。
 
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このキットは、透明な飛行甲板の部品もついているので、上の画像のようにして楽しむことも可能です。
 
 
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           今回は、筆者の好みで、上のようなカッタウェイモデル風にしてみました。  
           
           側面には、臨検用の小型ボートなどを搭載してあります。
 
           本物は、側面に対潜水艦用の、短魚雷発射管があるのですが、キットには無いので、
 
希望者は、細工加工して、カスタムしてはどうかと思います。           
 
  
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           やはり、護衛艦 はるな、ひえい と比べるとずいぶんと進歩した護衛艦です。
 
 
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どうもみなさん、7回にわたって、おつきあいいただきまして、退屈した方もいらっしゃやると思いますが、
 
ノーマルの出来の完成です。
 
一応組み立てて見ての感想は、数年先を見越した、企画に基ずくキットで、青島文化教材社さんに感謝です♪。
 
出来たら、次のことを改善していただくと、さらによいキットになると思います。
 
文中で指摘しましたが、内部再現のパーツを船首部分も、想像でよいので、部品を追加していただくと、
 
尚良くなります。
 
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さらに今回、筆者が自作しているように、再度も飛行甲板と船体との合わせ目を、凹凸をつけていただくと、
 
飛行甲板に、ずれ、ゆがみが無くなり、着脱が可能になりまして、内部を鑑賞できる模型になると思います。
 
尚、デカールも、後部の いせ の文字のデカールを追加していただくと 尚よろしいと思います。
 
最後に、初心者のためと歌いながら、すこし部品数の多いキットを題材にしてしまい、すこし難しすぎたかなー
 
、もう少し簡単で、部品数の少ないキットが良かったのではと反省しています。
 
護衛艦 いせ のキットの定価は、3400円と大変買いやすい価格設定となっていますので、よかったら今後
 
地元の模型屋さんとか、青島文化教材社さんで買って みなさんに組み立てに挑戦してみてはとおすすめしま
 
す。
 
近くに模型屋のない方は、直接 青島文化教材社さんの通販部に、電話したら宅配してくれます。
 
連絡先 054ー263ー2525 青島文化教材社 担当 木村さんです。
 
親切な方で、電話での対応は、好感が持てました。